携帯販売のバイトで課されるノルマって厳しい?

ケータイショップの仕事の内容

まず携帯電話の販売のバイトはどういう仕事をするのかということを簡単にまとめます。
業務内容は、大きく以下のように分類されます。

  • ・スマホ、ガラケー、その他ルーター、保護フィルム、アクセサリーなどの店内商品)の販売
  • ・提供サービス詳細や料金プランの案内・説明
  • ・解約、機種変更、修理受付、プラン変更、引き落とし先変更などの各種事務手続き
  • ・清掃、商品陳列、在庫管理、季節ごとの店内飾り付け等の店舗内作業
  • ・呼び込み、チラシ配布、ティッシュ配りなどPR活動
  • ・クレームの対応

私たちが普段、携帯ショップや家電量販店の携帯売り場に行ったときに目にする業務とおおよそ一致しています。事務所、バックヤードでは書類の整理や在庫チェックなども行われていますが、メインのお仕事としては上記の内容が基本となります。

覚えることが多い仕事と言えますが、研修などは充実しているので、一つ一つマスターしていくことで対応できるようになっていきます。

大切なのは、お客様ごとに最適な機種やプランをおすすめできること。利用環境、活用状況を聞いて最適な料金プランの提案ができれば、信頼を得ることができ、リピーターの獲得にもつながりやすいでしょう。

店の売上目標と個人の目標

携帯ショップでは、各店舗ごとに売り上げ目標が設定されています。これは企業として、事業としては当たり前のことです。

そして、それをさらにスタッフ個々人に割り振って、個人別の目標が設定されることもあります。これも「目標」という意味で達成率をふまえてアルバイトの契約期間を延長するかどうかや、昇給の評価の基準になったりします。

そういった目標を「ノルマ」と呼ぶ場合があります。これは、給与や勤務可能な日数や時間にもよって一人ひとり異なっています。ただし、ノルマはあったとしても、未達成分を自分で買うなどの強制は法律的に認められていません。

ノルマは、売上として◯万円という場合や、新機種の◯◯を◯台販売する、といったもの、あるいはクレジットカードの案内やオプションサービスの追加を◯個する、といったものまで、店舗によって様々あります。このあたりの詳細は、バイトの面接時などに詳しく確認してイメージすると良いでしょう。

また、どれだけのノルマが課されていたとしても、未達成だった場合に買い取りや自腹の強制といったことは法律では許されていません。
ノルマの強制に関しては以下の記事に詳しく説明しています。

ノルマを達成して目標を達成すると、インセンティブと呼ばれる追加の歩合やボーナスが支払われることもありますので、自分のモチベーションにもつなげるという気持ちも大切です。

高時給だから高い能力や成果を求められやすいということは理解しよう

幅広い年齢層のお客様が来店される携帯電話販売店ですが、スタッフにはそこに対応するコミュニケーション能力や商品知識が期待されています。

携帯ショップの販売員の仕事は、都市部では時給も1,400円~1,800円と高いところが多く、他の販売系のアルバイトと比較しても高い時給が支払われていることが多いです。

それだけに、しっかりした仕事ぶりや売り上げの結果が求められている仕事であるということは認識しておきましょう。

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