携帯電話販売のバイトはどんな仕事?業務内容、ノルマなど
時給が高くて、しかも力仕事じゃないバイトといえば「携帯販売スタッフ」がピッタリ。
覚えることは少々多めですが、慣れてしまえば、就職活動にも活用できるマナーや社会人スキルも身につけることができる、おすすめのアルバイトです。
携帯電話の販売スタッフは正社員じゃなくても可能
携帯電話販売店のスタッフって、制服やスーツの人しかいないし、接客もきちんとしているから、正社員じゃないと働けないって思っている人もいるかもしれません。しかし、求人情報サイトで、「携帯販売」「携帯ショップ」といったキーワードで検索をかけると、アルバイトで働ける職場がたくさんあります。
仕事内容は、カウンターで携帯電話の販売や申し込みを行ったり、サービス・料金プランの説明や、各種手続きなど、おなじみの販売スタッフとほぼ同じです。
大学生やフリーターのアルバイト先といえば、飲食や販売など身体を動かす仕事に偏りがちですが、携帯販売スタッフなら、オフィスワークに近い働き方ができるので、PCスキルや接客マナーなどを習得しながら働くことができますよ。
しかも、時給は平均して1300円程度と、一般的な相場よりも高め。
応募者は未経験スタートの学生・フリーターがほとんどなので、きちんと研修してもらえますし、時給が高いからといって、いきなり難しい仕事を任される心配もありません。
職場は街中の店舗以外にも家電量販店やショッピングモール内などがある
次に、働く場所のことですが、携帯販売店に直接応募する場合は、その店舗にてカウンター業務や接客を任されるケースが大半です。
応募先が、人材派遣会社になっている場合には、店舗以外に、大型家電量販店やショッピングモールなどにある、特設ブースにて携帯電話の販売や申し込み・新機種のPR活動を任される場合もあるでしょう。
後者の場合は、お客様を呼び込むため、声を出したり、ティッシュ配りなどの業務も含まれる可能性があるため、オフィスワークに近い仕事を希望している場合は、イメージと異なる可能性があります。仕事内容を詳しく確認するようにしましょう。
ノルマはないがクレームには対応力が求められることも
ノルマに関しては、お店に対して課せられていることが多く、アルバイト個人にノルマがあるケースは滅多にありません。ただし、時給が異様に高い場合には、売上に関してなんらかの目標や、就業規則上のルールががある可能性がありますから、面接の際に確認しておきましょう。
また、この仕事の一番大変なポイントとして、「とにかく覚えることが多い!」という評判をよく耳にします。
複雑な料金プランをはじめ、様々な携帯機種の操作方法や、アプリのことまで、お客様は知っていて当然だと思って聞いてこられますから、ある程度の勉強が必要です。案内用パンフレットや各種資料も揃っていますから、見ながら丁寧に説明をしていけば、たいていのお客様は理解してくださいます。
ただし、何をどう説明しても納得してくださらないお客様や、機嫌が悪い状態で来店されるお客様も少なくはありません。こうした場合は、自分で対応できるなら問題ありませんが、上司に早めに声をかけ、適切なクレーム対応をしてもらえば大丈夫。
多少のことではへこたれない、ある程度の図太さも、この携帯販売スタッフを続けていく上での必須条件です。