バイト先でお金や物を盗まれたら、確認の上、上司に報告を
バイト先での私物の盗難。あってはならないことだけど、あるかもしれないこと
アルバイト先で気をつけなければならないことのひとつに、貴重品など私物の管理があげられます。
雇用先が従業員それぞれのロッカーを準備してくれていれば良いのですが、中にはそうでない職場や、ロッカーがあっても鍵がない、もしくは数人で共有している、などの場合もあるようです。
あってはならないことですが、そういった状況などから実は、職場での盗難被害はあとを絶ちません。
もしも自分がその被害にあってしまったら、どう対処すればよいでしょう?そのときに取るべき行動を解説します。
警察に被害届を出す、出さない。方針は2つに分かれます
Aさんはとある飲食店でアルバイトをしていました。バイト先の従業員ロッカーは数人で共有しており、鍵はついていましたが、みんな掛けずに使用していました。
普段はなるべく大金を持ち歩かないようにしているAさんですが、その日はバイト終わりに友人と飲みに行く約束をしており、お財布には1万円札を入れていました。そして仕事を終えていざお財布を見てみると、入れていたはずの1万円がありません。
仕事前にロッカーで確認したのにないということは、誰かに盗まれたとしか考えようがありません。ロッカー室は従業員しか入れない場所にあり、人の出入りも多いので油断していましたが、そうなると同じ職場の人の仕業ということになります。
さて、こういった場合あなたならどうしますか?
まずは自分の勘違いや他の可能性(どこかで落としたかもしれないなど)を確認します。そのうえで取るべき行動はまず、店長などの上司に報告することです。
ここから先は上司の判断によりますが、たいていの職場では、こういった内部犯行の可能性が高い場合、警察へ届け出ることを渋るでしょう。「泥棒がいる店」など、会社やお店にとってのイメージを損なうからです。
被害届を出さないのであれば、上司や会社として、きちんとした対応を求めるべきです。
犯人探しについては難しいところもありますが、ロッカーの施錠の徹底や、貴重品は身につけておくように指導すること。また防犯カメラの設置など、犯罪の起こる環境そのものを改善してもらいます。
被害届を出す方針で話を進めると、警察が現場検証を行うことになります。そのときのシフトや休憩の状況などを検証し、従業員の指紋も採取されます。
そこまでしても犯人の特定に至らない場合も多いですが、被害届を出すことで確実に、その後の犯罪の抑止力にはなるでしょう。
なにはともあれこういった被害には、合わないように気をつけることが最善の策です。まずは私物の自己管理をしっかりして、犯罪そのものを封じ込める環境を自分で整える努力も必要です。
なお、会社が被害届を出さない、ということを言ったとしても、被害者のあなた自身がそれにしたがわなけれればならないという決まりはありません。
被害届は出さない、社内の改善もしない、ということであれば、働く気力もなくなるでしょう。方針にどうしても納得がいかなければ、個人として警察に相談しに行くことも良いでしょう。
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