バイト面接の自己紹介「誰でもできる方法」伝授!高校生もこれでOK
アルバイトの面接でまず最初に「自己紹介をどうぞ」と言われるケースも多いです。その場合、何を答えればいいのかドキドキしてしまいますね。そんな何を話したらいいか分からない自己紹介も、誰でも簡単に話せる方法がありますので紹介します。
この記事の目次
自己紹介はさらっとで大丈夫だけど第一印象は大事なので元気よく
アルバイト面接の最初で聞かれる自己紹介はそんなに深く考える必要はありません。あくまでも初めて会って話す人との最初のコミュニケーションの一つと捉えましょう。面接官もその内容で選考の判断を決めるものでもなく、会話を始めるための単なる自己紹介と言う意味合いで求めることが多いです。
転職の面接等では自己PRを求められてしっかり答えなければならないとされていますが、それは新卒採用や社員採用で重要視されることで、アルバイト採用ではそこまで考える必要はないでしょう。(中には人気のバイトで、競争率が高い場合などは他の人よりアピールする必要はあります。)
何よりも会話のスタートですので、第一印象は大事です。はっきりとした声ではきはき話しましょう。丁寧な言葉遣いと、できれば硬い表情よりも笑顔で話しましょう。これだけで印象は全然違います。実際話す内容よりも、話し方の方が印象では重要です。
高校生や大学生など、初めての面接の場合は緊張すると思いますが、話す内容よりも相手との会話の雰囲気の方に意識を向けて望んでみましょう。
話す内容は型で覚えればOK
自己紹介で求められる内容は次の型の順で話せば問題ありません。
・名前とあいさつ
・現在の身分・立場
・バイト経験
自己紹介は、採用担当者(面接官)があなたという人がどんな人なのかというのを、あなたの言葉で聞きたいというものです。履歴書を見れば分かる内容ですが、あなたの言葉で聞くことで会話のコミュニケーションを図ろうとしています。
ですので、自己紹介を求められた場合に採用担当者に話す内容は、概ね上記の3点を答えればいいでしょう。それ以外の内容は面接を進めていくうえで、必要であれば質問されるはずですので、自己紹介は簡潔に話しましょう。
まずは名前とあいさつから入る
自己紹介の最初は自分の名前を名乗って挨拶から入ります。はきはきと元気よく相手の目を見て話しましょう。
例
「はい、鈴木一郎と申します。よろしくお願いします。」
難しい言い回しを使う必要はなく、丁寧な言葉で敬語を使って話せば問題ありません。使い慣れていない難しい言い回しを使うよりも、丁寧な言葉遣いをすることが大事です。
高校生や大学生は特に元気さが伝わるだけで印象アップは大きいですので、そちらを意識しましょう。
現在の自分の身分・立場を話す
あいさつの次は、現在の自分の身分・立場を話します。今何をしている状況なのかを伝えます。高校生であればどこの高校の何年生なのか、大学生であれば、どこの大学の何年何学部なのかなどです。
例
「現在、〇〇高校の3年生です。」
「現在、〇〇大学××学部の3回生です。」
「現在、主婦をしています。」
「現在、〇〇大学を卒業して無職です。」
「現在、〇〇大学を卒業してフリーターをしています。」
「〇月に前職を退職して、現在、求職活動中です。」
学生であればクラブ活動をしている場合は、それも伝えましょう。会話のきっかけにもなりますし、あなたというキャラクターが分かりやすくなります。
例
「現在、〇〇高校の2年生です。サッカー部に所属しています。」
「現在、〇〇高校の3年生です。野球部に所属しており、キャプテンをしています。」
「現在、〇〇大学××学部の3回生です。書道サークルに所属しています。」
キャプテンや部長、生徒会長など役職を任せられている場合はそれも伝えましょう。
今までのバイト経験、仕事経験を話す
基本的な最低限の自己紹介は話したあとは、採用担当者はアルバイト経験、仕事経験の有無を聞きたいものです。今までにアルバイトをしたことがあるのか、あればどんな仕事をしていたのか、どんな経験をしていたのかを知って、今回の募集している業務において役立つものはあるのかを知っておきたいのです。
話し方に正解はありませんので、あまく長くならないように簡潔に答えましょう。
・どんな業種
・どれくらいの期間
・どんな仕事内容
数が多い場合は、仕事内容は省きましょう。
1つの経験のみの例
「これまでには、コンビニでのアルバイト経験が5ヵ月ほどあります。主にレジ業務や品出し、在庫管理を行っていました。」
1つのみの経験の場合は、やっていた仕事内容も伝えましょう。
複数経験がある例
「これまでに、居酒屋とカラオケのアルバイト経験があります。居酒屋は3ヵ月程度、カラオケ店では1年程度勤務しました。」
複数の経験がある場合は、どんな業種をどれくらいの期間経験していたのかを伝えましょう。仕事内容まで話すと長くなるのであとで聞かれた場合に答えましょう。
複数経験がある例
「これまでに、アルバイトは数多く経験しており、飲食店、アパレル、コンビニなどの経験があります。長く勤務したところでは3年程度継続して勤務しました。」
多くのバイト経験がある場合は、長く継続勤務したもの、今回応募した業種・職種に近いものをピックアップして話しましょう。
バイト経験なしの例
「これまでに、まだアルバイト経験はありません。初めてのアルバイトですが頑張りたいと思います。」
経験がない場合は「ありません」で大丈夫です。経験がないことがダメなわけではないので心配ありませんが、話す内容が短かくなりすぎるので意気込みも添えましょう。
社会人経験がある場合
社員で働いた経験がある場合は、主な経歴をピックアップして最終学歴のあとから簡潔に話しましょう。
例
「大学を卒業後、〇〇株式会社に入社に3年勤務しました。ここでは主に〇〇の業務に携わりました。」
今回応募する業種・職種に近いアルバイト経験がある場合はそれも伝えましょう。
最後に「以上です。よろしくお願いします。」で締める
上記までの内容で自己紹介は完了ですが、最後は「以上です。よろしくお願いします。」で締めましょう。
例
「以上です。よろしくお願いします。」
アピールしたい場合
人気のお店や倍率が高い求人の場合や、この仕事にどうしても採用されたい場合は、締めの前に意気込みを入れるのもおすすめです。
例
「今回の業種や仕事内容は初めてですが、頑張りたいと思います。以上です。よろしくお願いします。」
「今回の仕事内容は未経験ですが、早く仕事を覚えて頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。以上です。」
アルバイトの応募では、あまり自己アピールしたりすることも少なくなってきていますので、自分の言葉で意気込みを添えるとかなり印象アップになると思います。
高校生や大学生で初めての面接の場合は、勝手が分からないのでどんなことを聞かれるのかが分からず不安だと思います。自己紹介はそこまで気を張って望むものではなくて、今回紹介したように、型を覚えれば簡単に話せると思いますので参考にしてください。
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