パートに中々受からない専業主婦のための実践方法教えます
パートの採用試験を受けているけれど、なかなか受からない専業主婦の方は、何が問題なのでしょうか。
応募の電話も丁寧にしているし、履歴書もきちんと書いている。面接でも一所懸命答えているのに結果が出ない…という皆さんのために、パートへの応募の際に気を付けたいポイントを、改めて整理してみました。応募時、面接時それぞれについて解説します。
何回か面接に行っても中々受からない理由は
書類選考に合格して、何度か面接に行っても受からない…その理由は何でしょうか。
様々な可能性がありますが、採用担当者が面接時に気にする応募者の行動は以下のようなものが挙げられます。振り返ってみてチェックしてください。
- 挨拶がちゃんとできていない
- 服装が華美またはだらしない
- 暗さ・ネガティブな雰囲気を出している
- 面接の時間に遅れる
- 遅刻しても謝っていない
- 偉そうな態度に見える
- コミュニケーションがうまくとれない・話がかみ合わない
- 場の雰囲気や流れにあった話ができていない
- 給与や条件の質問はするが職場や仕事内容に関する質問はない
- シフトや休みの希望条件が合わない
上記のうち、シフトの条件が合わないのは、何度か応募を繰り返すうちに求人を見て大体わかるようになりますが、面接を経て不採用になる、というのは面接時の問題が大きい可能性が高いと言えます。
円滑に面接が進んで終了すれば採用される確率はアップしますが、ぎくしゃくしたり、どこかかみ合わないところがあると、他の応募者と比べて減点されてしまうことになります。
電話での求人応募のマナーをきちんと守る
まず、応募時のマナーについて。求人への応募方法は電話や応募先への直接の訪問、インターネット経由での応募などがありますが、ここではよくあるケースとして電話での問い合わせ、応募時について解説します。
電話の場合、気をつけたいポイントとしては以下のものがあります。
- 応募先の都合の良い時間帯に電話をしているか
- 言葉遣いはきちんとできていたか
- 応募後、書類送付などに不備はなかったか
まず、電話の時間帯について。応募先の担当者が忙しそうな時間帯には電話をかけるのは避けたいところです。
相手も丁寧に対応できる余裕がなかったり、きちんと次のステップに進めなくなりかねません。一般の企業は始業開始、お昼休み前後、終業時刻前後は忙しかったり、担当者が不在の場合も多いです。そういった時間帯は避けて電話をかけるようにしましょう。
また、電話の際の言葉遣いはきちんと丁寧なものになっていたでしょうか。ひどくぞんざいな言葉遣いの人はほとんどいないでしょうが、つい気安く接する口調になってしまったり、馴れ馴れしい態度になっていると印象は悪くなってしまいます。
「です・ます」「ありがとうございます」「よろしくお願いいたします」など、はっきりと聞き取りやすく、丁寧な言葉遣いを意識しましょう。
そして、「履歴書を送ってください」等、選考用の書類提出をするように言われたら、迅速に書類を送付しましょう。また、履歴書の書き方もマナーがあります。書くべき内容、ポイントについて写真も含めてしっかり作成したものを送っていたでしょうか。
電話や書類選考で見られるのは「ちゃんとした人が応募してきたかどうか」というところです。あらためて、応募時から面接日決定までの間の自分を振り返ってみましょう。
面接時の服装・態度・受け答えを振り返る
次に、面接時のマナーについてポイントを解説します。
面接時に見られるのは外見(服装)と実際の面接の際の態度・受け答えです。
外見については、服装、髪型、アクセサリーなど「身だしなみ全般」と考えてください。
パートとはいえ、面接に行くのですから、派手な装いをしていないか、不潔に感じられる服装、髪型をしていないか見直してみましょう。長い髪の場合は束ねてまとめ、アクセサリーは落ち着いたものにするのがおすすめです。また、服装も事務職等であればパンツスーツにジャケットなど、職場にふさわしい身だしなみを心がけましょう。
次に面接の際の担当者とのやりとりですが、言葉遣いはもちろんのこと、はい、いいえ等の回答をちゃんと伝わるように答えているか、しっかりはきはきとした態度なのかどうかも重要です。
清潔感、コミュニケーション能力があり、一緒の職場で働いて頑張ってくれそうな人、さらに職場の仲間に好影響を与えてくれそうな人というように映れば面接は大成功です。
面接では緊張することもありますが、緊張しているのであれば、初めに「緊張しています。」と伝えておくのもおすすめです。自信満々な態度で臨むのも違和感がありますが、不必要におどおどすることもありません。
担当者に働きたい思いをきちんと伝える
面接では、自分が必死になって仕事を探していることをアピールするのも、大切なポイントです。例えば、採用人数が1名の求人に対して、合格ラインの応募者が2名いたとしたら、より仕事を必要としていると感じられる方が優先される場合もあります。
どうしてもその応募先で働きたいと思う理由を具体的に話しておけば、採用する側も、「この人は働く理由が明確だから、責任を持って仕事をしてくれるだろう」と、応募してきた人への期待に繋げてくれるかもしれません。
なかには、経済的な苦しさや家族の事情など、話しづらい理由もあるかもしれませんが、そういった「弱み」を自分から伝えることは、実は、誠実さのアピールにもなるのです。
いかがでしたでしょうか。不採用が続くと気持ちも落ち込みがちですが、採用する側にも様々な都合があります。小さな不運が重なって、採用に至らなかったというケースも少なくありません。次こそは上手くいくと信じて、前向きにいきましょう。
応募時の電話のかけ方は?
応募の際の電話のかけ方、マナーについてはこちらの記事も参考にしてください。また、「主婦歓迎」のパート先であれば、様々な事情を考慮してくれるところもあります。