パート初日・初出勤の緊張のほぐし方!すぐできる簡単リラックス法

パートの初日、初出勤は誰でも緊張するものです。緊張のあまり、前日によく眠れなかったという話はよく耳にするのではないでしょうか。職場の雰囲気は行ってみないとわからないですし、これまで数年のブランクがあったりすると不安になったりするでしょう。

前日から「どんな先輩や上司がいるのか心配」、「うまくやっていけるか不安」など、あれこれ頭で考えているとよけいに緊張をしてしまうかもしれませんから、自宅や休憩時間にできるちょっとしたリラックス法を3つ試してみましょう。ぜひ、初出勤前からお試しください。少しずつ、自分で緊張や不安感をほぐして解消することができれば、これからも大いに役立つことでしょう。

1.心の緊張をほぐす、リラックス方法『今の状態を客観視する』

まずは今の状態を客観視してみましょう。『今の状態を客観視する』とは、例えば、ドキドキしている自分がいたら“汗ばんで心臓が飛び出そう”、うまく話せない自分がいたら“何かいわなくてはとあせっている”、頭が真っ白な自分がいたら“何も考えられずにボーっとしている”などと、もう一人の自分に今の状況を語らせることをするのです。

語らせるといっても実際に口に出さなくてもよいのですが、≪逃げたい危機感のある状況を言葉にすることによって、脳や神経を落ち着かせる≫ことになり、緊張感を徐々にほぐすことができます。考えるだけでできることですから、いつものこととして習慣化させれば、一番簡単なリラックス法といえるでしょう。

何事も適度な緊張は良いことですが、あまりに緊張状態が続くとかえって失敗が増えたりするものです。「大丈夫、大丈夫、落ち着いて」と暗示をかけるばかりでは、さらに緊張させてしまうことにもなりかねませんから、ぜひ、状態の客観視を実践していきましょう。

2.身体の緊張をほぐす、リラックス方法『呼吸や筋肉に意識を向ける』

緊張や不安を抱えると、身体の状態は知らず知らずのうちに筋肉が硬直して呼吸が浅くなります。横隔膜が上がって呼吸が浅くなっているのです。そこで、呼吸を普通の状態に整えれば、リラックスした状態に戻すことができますから、やってみましょう。

まず、ゆっくり肺から空気を吐き切り、吐き切ったところで息を止めて5秒数えます。次に、ゆっくり息をめいっぱい吸い込み、息を止めて5秒数えます。これの繰り返しを3分~5分続けるだけで緊張や不安状態から緩和状態にだんだんとなっていくのです。深い呼吸を繰り返すことによって横隔膜が上下に動いて内臓がマッサージされ、全身の血流を高めることにつながります。

3分~5分も時間がない忙しい時におすすめしたいのは、血流をよくする簡単な筋肉運動で、血流を全身に送るポンプのような“手足のグーパー体操”です。この動きを少しするだけでも十分リラックスして、緊張がほぐれることでしょう。

3.脳の緊張をほぐす、リラックス方法『頭皮をマッサージする』

パートの初日は初めて覚えることがありすぎて、脳も緊張でパンパンに疲れています。

本来、『頭皮をマッサージする』のは寝る前にすることですが、脳をマッサージすることにもなりますので、仕事の合間や休憩時間に取り入れると、スッキリしてリラックスできます。新たな気分でまた仕事にのぞめるでしょう。

美容室でやっているヘッドマッサージの簡単版になりますから、覚えておくと便利です。

まず、頭皮全体を指の腹でゆっくりと上に引っ張り上げるように1分間揉みます。次に、百会(ひゃくえ)というツボ(頭のてっぺんと左右の耳をつないだ線が交わる位置)を3秒押して離すことを5回~6回繰り返します。

最後に、後頭部をゆっくり20秒ほど揉みながら、耳下の完骨(かんこつ)というツボ(耳の後ろにあるとがった骨から指1本分幅内側の位置:うなじのへこみ部分)を親指で3秒押して離すことを5回~6回繰り返してください。これで、脳だけでなく、目もスッキリとすることでしょう。

まとめ

今回は、緊張をほぐすための方法として、精神を安定させる考え方のコツ、呼吸や身体の意識、頭を休めるという方法をご紹介しました。

緊張は必要以上に考えすぎたり、まだ起こっていない出来事に対して「〇〇になったらどうしよう」などの不安を感じてしまうのも原因です。必要以上に考えすぎず、平常心で臨むように心がけることをおすすめします。

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