バイトを二日酔いで休むはめにならないための飲酒対策

お酒を楽しむことも大事ですが、飲み過ぎには注意

20歳になればお酒も解禁。学生の方はサークルやコンパの飲み会など、新たな楽しみが増えるのは嬉しいですよね。

友人たちとかけがえのない時間を過ごし、たくさん楽しい思い出をつくるのも大切なこと。でもお酒を飲み始めたばかりの頃は、どのくらい飲んだら気持ちが悪くなるかなど自分の限界がまだ分からないことが多く、盛り上がったお酒の場で無理をしてしまいがちです。

翌日に二日酔いで一日中動けなかった・・・という経験をした方も多いのではないでしょうか。命に別状がなければまだよいのですが、急性アルコール中毒になったり、酔って事故にあったりしないように、飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

二日酔いで遅刻や欠勤。迅速な連絡とお詫びが重要

飲んだ次の日にひどい二日酔い。それがもしバイトの日だったら、遅れたり急に休んでしまったり、職場まで行けたとしてもきつくて仕事にならなかったりするかもしれません。シフトに穴をあけてしまうのは周囲に迷惑をかけてしまうことになりますが、全く使い物にならない状態で無理して仕事をしても、同じく周囲に迷惑をかけてしまいます。

きちんと仕事ができる状態で行けるように、バイトの前日は飲みすぎないことが大前提。これが基本ですが、どうしても体調が悪い時はすぐにアルバイト先に連絡をしましょう。その際、基本的にはメールやLINEではなく、電話で連絡をするのがベター。遅れる場合はどのくらい遅れるか、だいたいの時間を伝えます。

どちらにしても、アルバイト先はその日その時間、あなたが働くことを前提にシフトや仕事の割り振りをしていますから、急な変更で迷惑をかけることをお詫びする、遅刻や欠勤を受け入れてくれた上司やアルバイト先に、きちんとお礼を言うことも忘れずに。

二日酔いを和らげるためのポイント

吐き気、頭痛、体がだるい・・・。二日酔いは本当にきついですよね。そんな状態でも頑張ってバイトに出る時、市販の薬やドリンクに頼る人も多いでしょう。
二日酔いを和らげるための方法をご紹介します。

飲む前には脂肪分をとっておく
二日酔いの予防、防止に効果があるとされているのは「脂肪」です。アルコールの急激な吸収を抑える効果があるといわれています。
また、空腹時のアルコール接種は吸収が早く進むため、何か軽く胃の中に入れてから飲み始めるほうが良いでしょう。

オリーブオイル、バター、ナッツ類、フレンチドレッシング(+サラダ)などが脂肪が多く含まれ、二日酔い対策になります。

なお、よくCMなどで目にする「ウコン」ですが、こちらはクルクミンという成分が、アルコールを分解する役割を果たす、肝臓の機能を強化するはたらきがあります。

吸収を抑える、遅らせることと、分解をしやすくしておくということがポイントですね。

飲んだ後、二日酔いになってしまった後はアルコール分解を
アルコール分解には大量の水分が使われ、例えばアルコール度数5%の缶ビール1本(350ml)を飲んだ場合、分解するためにはほぼ同じだけの水分が消費されるといわれています。
まただるさなどアルコールによる脱水症状、アルコール分解に肝臓が使われて、糖分が不足してしまう低血糖症には、スポーツドリンクが有効です。

スポーツドリンクがない場合、まず水を摂取するようにしましょう。飲酒中でも「チェイサー」などで積極的に水分を摂取することも重要です。
他、症状としてズキズキとする頭痛には、血管を収縮させる作用のあるコーヒーなどのカフェイン、牛乳などがきくと言われています。

また、胃酸過多による吐き気や食欲不振に、しょうがや重曹が良いとされています。こちらは即効性はないですが、少しでも二日酔いを和らげるために試してみるのもいいでしょう。

上記のように、対策は色々ありますが、「たくさん飲むための対策」というよりも、あなたの健康を守るということが何より重要です。
厚生労働省も、健康を守るための飲酒ルールについてまとめて発表していますので、自分の体質などを知り、自分なりのルールを確立することをオススメします。
⇒ あなたの健康を守る12の飲酒ルール(厚生労働省ホームページ)

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