注意!トラックドライバーのバイトで怖い落とし穴

注意!トラックドライバーのバイトで怖い落とし穴

自分の命も危ない交通事故

大型トラックのドライバーは、日本の物流を支える大切な仕事です。高速道路で、県外ナンバーの大きなトラックが走っているのをよく見かける、という方は多いのではないでしょうか。

「高速道路で大型トラックが横転」など、テレビのニュースなどで見聞きすることもしばしばあります。この仕事では、長距離を長時間かけて行き来するため、交通事故を起こす、または巻き込まれるという事態に陥りやすいのも事実です。

ほとんどのトラックドライバーは、きちんと休憩を取りながら、安全運転を心がけ、事故を起こさないよう気をつけています。しかし、疲れがたまっていたりすれば、集中力の一瞬の途切れが大きな事故につながりやすいのが、トラックドライバーの怖いところ。

もしも事故を起こしてしまったり、また他の車も巻き込んでしまったら、莫大な賠償を求められることになります。さらには、自分自身の命も脅かされる可能性もあります

保険加入や安全指導がきちんとされているか

日本経済を支えているといっても過言ではない、トラックドライバーの仕事。

長時間・長距離の運転で疲れがたまり、事故につながりやすいという側面も持っています。

ですから、雇い主となる運送業などの会社では、車両保険など万一に備えた保険に加入していたり、事故を起こさないような勤務スケジュールを組むなど、しっかりと安全管理・指導をおこなう場合が多いです。

基本的には、トラックドライバーが勤務中に事故を起こしてしまったら、車両や対人などの賠償を一部は本人が負担するものの、全額を賠償する必要はないのですが、まれに、保険に加入していない、保健機関が切れているケースもあり、トラブルになることもあります。

そういたトラブルを防ぐためには、応募時に契約書を隅々までチェックしておくことが大切です。「万が一の時は、どのくらい補償していただけるのですか」「事故のときはどのような保険が適用されるのですか」など、口頭で確認して、もし契約書がなければきちんと作成してもらった方がいいでしょう。

もちろん、お酒を飲んで運転していた、など明らかにドライバーの過失による事故であれば、ドライバーが賠償をすべて負担しなければなりません。

事故を起こさないようにすることが最も大切

仕事柄、交通事故というトラブルに巻き込まれやすいトラックドライバー。

もしもの時のために、契約書を確認しておくことが大事ですが、それ以前に事故を起こさないような心がけが大切です。

十分な車間距離をとる、スマホやナビなどを運転中は見ない、など運転する人なら誰でも気をつける基本的なことはもちろん、仕事の前や、長時間の運転の途中にしっかりと睡眠・休憩を取る、体調が悪ければすぐに会社や同僚に相談し、無理をして仕事をしない、焦って運転しなくてもいいようなスケジュールかどうか、もし難しそうだと思ったら会社にすぐ相談するなど、さまざまな面で注意を払っておきましょう。

重大な事故を起こしてしまった後で、後悔しても遅すぎます。マナーを守り、安全運転を徹底することも、ドライバーの仕事のうちなのです。

運送系のバイトはトラックだけではなく、例えばピザのデリバリーなど、バイクを使うものもあります。

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