就活にバイト経験は有利?面接でのアピールの方法!
就職活動を前に、「自分にはアピールできる特技や実績が何もない」って不安になっている人もいるかもしれませんが、実は学業や資格以外にも、バイト経験が有利(アピール材料)になる場合もあります。
どんなバイトでも有利になる、というわけではないので、就活で特に有利になるバイト情報と、経験しておくとアピール材料になる仕事内容について紹介します。
社会人として求められる要素が身につくバイト経験は就活で有利になる
バイト経験が有利になるかどうかは、「そのバイトによって、社会人としてのスキルやマナーを身につけられたかどうか?」にあります。
面接では、その企業の雰囲気や募集している職種に対して、いかに自分が適しているかをアピールしなくては内定を勝ち取ることはできません。
もしくは、その前提として、社会人として働くための一般的なマナーや挨拶、コミュニケーションがしっかりできるかどうか、そういうところが見られています。
例えば「呼び込みのバイトをしていたので、挨拶や声の大きさには自信があります!」なんてアピールができれば、「確かにそうだね!」と、相手が納得する可能性も高いでしょう。
つまり、第一志望の企業から内定を勝ち取るためには、社会人として企業が求めていそうなマナーや、一定のスキルを習得できるバイト選ぶのが正解!という訳なのです。
「接客経験」は、コミュニケーション能力のアピールにしやすい
企業が大学生に求めるスキルに必ず入っている「コミュニケーション能力」というワード。はっきりいって曖昧だし、どうアピールすれば「コミュ力が高い」と判断されるのかよく分からない人もいるかもしれません。
そんなときに役立つのが、バイトでの「接客経験」なんです。
例えば、大学生に人気のファミレスバイトなら、”学生・会社員・家族連れなど、様々な年齢層のお客様と毎日接する”という、特殊な特徴があるはずです。
自分では意識していなくても、お客様の年齢層によって、接客の仕方や言葉遣いを変えているかもしれないし、ご高齢のお客様が来られた場合には、いつもより丁寧にメニューの説明をすることもあるでしょう。
こんなふうに、相手に合わせて接客を変えられるスキルのことをも、企業は「コミュニケーション能力」と呼んでいるのです。
上級者向けのアピール方法を取り入れたいのであれば、「こういうお客様のために、こんな接客をしてとても喜ばれた」といった、自身のアイデアと成功例を詰め込んだ話をすると、あなたのコミュ力に対する評価がグッと上がるはずです。
「販売経験」には、商売に関する様々なノウハウが詰まっている
もう一つ、企業が求めるスキルとして人気なのが「数字に強い人物」。数字=計算ができるとか、経営に関する知識があるといったイメージを持ちがちですが、実は、バイトでの「販売経験」でも、数字への理解を深めることができるんです。
例えばアパレルのバイトなら、お客様にたくさんの商品を買っていただくために、試着中のアイテムに似合うトップスや、小物をおススメしていたりしませんか?これは、お客様一人ひとりの客単価を上げることによって、接客の手間を減らして、売り上げが伸ばそう。という経営戦略以外の何ものでもありません。
もう一歩踏み込んだアピールをするのであれば、こうした戦略によって、いくら売り上げが上がったのかといったデータも紹介できるといいでしょう。きっと面接官も、「バイトでここまで考えているなんてすごい!」とあなたの評価をグッと引き上げてくれるに違いありません。
学生歓迎のバイトなら、面接で有利になるスキルを身につけながら、就活で情報交換できる仲間もできるかも。