バイト先の立ち仕事で足のむくみがひどいときの2つの解消方法
足が疲れる主な原因は、冷えや血液の循環
アパレルやファミレス、イベントスタッフなどで接客や販売をしていると、数時間立ちっぱなしのこともしばしば。仕事が終わる頃には、足が棒のように感じるくらい疲れてしまいますよね。
特に女性は、ヒールのある靴で働くことが多いので、さらにつらい思いをしている方も多いでしょう。接客や販売の仕事はずっと同じ姿勢になりがちなので、血行が悪くなって足が冷えたり、老廃物や水分などが残りやすくなります。
そうした老廃物がたまることこそ、足が疲れる原因。「第2の心臓」と呼ばれる足の裏には、たくさんツボがあります。足が疲れた状態のまま放っておくと、肌荒れや頭痛など全身に影響が出ることも。元気よく働くためにも、足の疲れはしっかり取りたいものですね。
足の健康を守る2つのポイント
今回、2つのポイントからむくみの解消方法を紹介します。
履き心地のよい楽な靴を履く
長時間立って仕事をする時は、履いている靴も疲れの度合いを左右します。できるだけかかとが低いか、かかとのないスニーカーなどの方が楽でしょう。
とはいっても、アパレルなどの職種では、ヒールのある靴を指定されることもあります。そういう方は、中敷きやクッションがしっかりしたもの、通気性がよいものを選ぶと多少楽になるはずです。履き心地は硬い方が良い、柔らかい方が楽、と人によって、あるいは職場の床がじゅうたんか固い床かによっても変わりますので、自分や職場環境に合うものを探してみましょう。
また、仕事でどうしてもヒールの高い靴を履かなければいけない場合は、休みの日や移動の時は出来るだけスニーカーなどを履くとその分、足の疲れが和らぎます。
お風呂やマッサージでほぐす
疲れがたまった足は、お風呂やマッサージで癒してあげると楽になります。もし近くにあれば温泉にゆっくりとつかりたいものですが、なかなか頻繁には行けませんよね。
疲れているなと感じたら、忙しくてもシャワーですまさず、自宅のお風呂をためてじっくり体を温めましょう。ずいぶん体が楽になりますし、気分もリフレッシュするはずです。お風呂に全身つからなくても、お湯を張った洗面器などに足をつけて温める、いわゆる「足湯」だけでもかなり疲れが取れるのでぜひ試してみてください。
余裕があればサロンなどで、プロに足つぼマッサージをしてもらいたいものですが、自分でマッサージをする時は、湯船のなかですると心臓に負担がかかるので、お風呂を出てからマッサージクリームなどを使って優しく揉むのがベターです。
これまで紹介したものは、疲れによるむくみに対する解消方法です。
他に、いつまでもむくみが取れなかったり、悪化しているような場合には、別の病気の可能性もあります。
特に、腎臓、肝臓などが悪いとき、むくみが起こっているケースがあります。
そういったときには、迷わず病院にいくことをおすすめします。