パート先にマイナンバーを提出、家族の分もいる?

パート先にマイナンバーを提出、家族の分もいる?

「パートだけど家族のマイナンバーを提出するよう会社に求められました。提出していいのでしょうか?」という疑問がある人が多いようです。

2016年から始まったマイナンバー制度。まだまだ不明点があるという人も多いはず。 個人情報の問題でもあるので、きちんと理解しておきましょう。

扶養に入っているパートなら家族分は提出しなくて良い

結論から言えば、自分と扶養家族の分以外は提出しなくても大丈夫です。パートに出ている主婦の場合、旦那さんの扶養に入っているケースが多いと思います。

この場合、夫はパートに出ている妻のマイナンバーを会社に提出するよう求められますが、妻は夫のマイナンバーを会社に届ける必要はありません。提出を求められたらこのことを説明して、それでも必要ならその理由を確認してください。

なお、自分が夫や子供を扶養に入れてパートをしている人の場合には、家族の分のマイナンバーも提出する必要があります

家族分のマイナンバーは納税と社会保険手続きに使われる

そもそも会社が従業員の家族のマイナンバーを知る必要があるのでしょうか?その理由は、税と社会保険の手続きに必要だからです。

税に関しては、税務署が個人の所得を正確に把握するため、会社が税務署に提出する源泉徴収票や支払調書などに、マイナンバーの記載が必要となります。社会保険に関しては、年金・健康保険・雇用保険などの書類にマイナンバーの記載が必要となっています。

逆に言えば、これ以外の理由で企業側が従業員のマイナンバーを利用することはありません。決められた目的以外で収集しようとした場合、それは違法行為となります。

そして、繰り返しになりますが、自分が配偶者の扶養に入っている場合は提出する必要はありません。こういうケースで家族分の提出を求める場合、会社側が間違って認識している可能性もあります

マイナンバーは従業員の納税と社会保険手続きに使う

会社に家族のマイナンバーを提出して欲しいと言われたら、まず利用目的の説明を求めると良いでしょう。

まだ新しい制度のため、企業の担当者も十分に理解していないケースも考えられますので、説明を求めるにしても過度に神経質にならないように接しましょう

新しいシステムの導入で、企業側にも情報管理の強化が必要となっています。収集や保管、管理から破棄にいたるまで、厳格な管理責任が問われ、体制が追いついていない会社もあるかもしれません。

マイナンバーは重要な個人情報です。制度が始まった現在でも、漏洩の可能性やセキュリティーに関する懸念を持たれています。情報漏洩の危険にもつながりますので、軽々しく人に教えないようにしましょう。

自分のマイナンバー提出を拒否するのはNG

労働者のマイナンバーは、会社にとって正当な理由から必要な情報となります。提出しなかったからといって法的な罰則規定は今のところありませんが、拒否すると、会社側は税や健康保険の手続きの際に困ってしまいます。

勤務先との関係がこじれても仕方ないので、自分の分の提出を求められたら、素直に従うようにしましょう。

また、就業規則にマイナンバーの提出が定められているのであれば、提出を拒否した場合、何らかの処分を受ける可能性があります。こちらについては注意してください。

マイナンバー制度はまだまだその仕組みや理解が十分に社会に浸透していない状態ですが、一般的なパートの場合は家族のマイナンバーを会社に提出する必要はありません。その一方で、新しい制度の導入により、企業側も混乱しているケースがあるようです。企業側もきちんと制度を理解して運用することが必要ですが、働く側としても何に使われているのかは理解しておくようにしましょう。

確認の意味も含めて、マイナンバーの基本的な内容と提出する意味を簡単に解説しています。

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