パートで働く主婦、なぜ私だけ飲み会に誘われないの?理由と対処術
皆さんのパート先では、定期的な飲み会などはありますか?親睦を深めるための飲み会に、自分だけが呼ばれていないと気付いてしまったら、あなたはどうしますか?今回は、パート先での飲み会に誘われなかった場合の考えられる理由や、その対処術について検討してみたいと思います。
理由1:人間関係が原因で誘われない
「自分だけが飲み会に誘われない」という状況に気付いてしまったとき、真っ先に思い浮かぶのは、皆に嫌われているんだろうかという不安ではないでしょうか。
性格的に合う・合わないなど、人間関係の問題は、どんな職場にもあることです。
飲み会に誘われないのは嫌だ、今度から誘ってもらいたいと思っているのであれば、誘ってもらえる人間になるよう、挨拶や話し方といった振る舞いを変えてみるのも良いでしょう。
しかし、そこまで深刻に悩んでいないのであれば、いっそのこと気にしないというのも、ひとつの選択です。
そもそも、今のパートを始めた時の目的はきっと、従業員同士の飲み会に参加することではありませんでしたよね?仕事を覚えて収入を得ることや、社会との接点を持ちたいと考えて、今の職場を選ばれたのではありませんか?
その目的が達成されているのであれば、従業員同士のレクリエーションの有無などは、それほど大きな問題はないはずです。
飲み会に誘われないということが、自分の心身をすり減らしてまで悩む価値のあるテーマなのか、もう一度よく考え直してみてください。
理由2:誘う側に遠慮があって誘われない
同じ場所で働く仲間とはいえ、家庭環境は人それぞれ。介護・介助が必要な家族や、お子さんがいるご家庭もあることでしょう。
仕事は毎日大変で、家に帰っても、やることが山積みというスタッフさんが多い職場であれば、「あの人を誘っても、忙しくて、断られるんじゃないだろうか?」「誘ったこと自体が負担になってしまわないだろうか?」という不安や遠慮を、飲み会を企画する方も抱えているのかもしれません。
そのせいでどうしても、固定されたメンバーでの開催になってしまっているという可能性もあります。
また、シフト制の事業所であれば、「この人を誘ったら、職場に迷惑が掛かるのではないか?」と悩み、その結果お声が掛からない…という場合もあるでしょう。特に早朝や深夜など、人手の不足しがちな時間帯を埋めているスタッフさんに関しては、このようなケースが少なくないと思われます。
こういった場合は、対処方法としては、いつなら大丈夫という情報や、行きたい気持ちがあるということを積極的に伝えることが大切です。
誘われない人の特徴・改善方法
上では誘われない理由のパターンについて話をしましたが、ここで、飲み会に誘われない人の特徴を3つ列挙します。当てはまるものがある場合、もし誘われたいなら行動を改善してみましょう。
- 1.誘ってもいつも断る
- 2.酒癖が悪く、迷惑をかけたことがある
- 3.自分の話ばかりする
1は「いつも(理由があったとしても)断っている」という「不参加の実績」を積み重ねている状態なので「どうせ誘っても来ないだろうな…」と思われている可能性が大です。「これまで○○の事情で行けなかったけど、次は行けるから誘ってください!」と明るく伝えてみると良いでしょう。
2のタイプは過去、飲み会に参加してそのときにすごく迷惑をかけた実績がある場合です。迷惑の程度にもよりますが、飲み会の翌日などにちゃんと謝ったでしょうか。
年齢を重ねると飲み会のマナーを教えてくれたり、迷惑行為を注意してくれるような人はどんどん少なくなります。極力、自分で注意するしかありません。
迷惑をかけた自覚がある人は、かけた相手に謝って、次はもう迷惑をかけるようなことはしないと宣言することで、改善に繋がる可能性があります。
3は過去の飲み会もしくは普段の生活、仕事の休憩時間での自分の行いです。要は、一緒に飲み会をしてもまた話を聞かされるだけになるのか…と相手がうんざりしている可能性が高く、誘われないということです。
人は、自分の話を聞いてくれる人を信頼したり好感を持ったりします。一方的に自分の話をするのではなく、相手の話に耳を傾けて「○○さんはすごく聞き上手ですね」と言われるくらいになれば自然と飲み会の誘いも来るようになるでしょう。
飲み会に誘われない、という現状を打破したいとお考えの方は、思い切ってアクションを起こしてみると、状況は意外と簡単に変わるかもしれません。
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単に飲み会に誘われないというだけでなく、無視やいじめなどをされた場合はパワハラにもあたると考えられます。こちらの記事も参考にしてください。
主婦歓迎のパートであれば、同じような立場の人が働いていることが多いので「自分だけ飲み会に誘われない」ということが起こりにくい職場といえるでしょう。