牛かつもと村の正社員求人を採用担当者へ聞いた!口コミや評判、働き方など
今回取材させていただいたのは、牛かつもと村の正社員求人です。働くうえで気になる給与や仕事内容、口コミ評判などについて、採用担当の福田さんにお話を聞きました。
この記事の目次
株式会社牛かつもと村について
牛かつもと村は、もともと関東を中心に31ブランド約120店舗を展開する飲食企業「ファイブグループ」の1ブランドとしてスタートしました。その後、業績好調につき、2022年4月に株式会社牛かつもと村として子会社化。現在は首都圏エリア、関西、福岡に20店舗を有し、正社員40名、アルバイト230名が活躍しています。
今回募集するのは、牛かつもと村で正社員として働いていただく方です。
「牛かつを日本の食文化に!」 想いを胸に、牛かつのおいしさを実直に提供
――会社の理念や目指すものを教えてください。
私たちは「牛かつを日本の食文化にしたい!」という想いを胸に、日々牛かつを提供しています。
とんかつに比べると牛かつを提供するお店はまだまだ少なく、「牛かつを食べる」ということ自体が新しい食文化の創造だと言えます。そのために、お客様が牛かつに触れる機会を増やすべく店舗を展開しています。
業績好調につき、既存店舗を盛り上げてくれる仲間を募集中
――今回正社員募集をされる理由を教えてください。
今回の正社員募集では、既存店舗への配置を予定しています。牛かつもと村には連日多くのお客様が来店され、行列の絶えない状況が続いています。牛かつを食べに来てくださったお客様に最大限のサービスを提供できるよう、そして一緒に仕事を楽しむ仲間を募集しています。
――「一緒に仕事を楽しむ」というのは、具体的にどのようなイメージでしょうか。
仕事を楽しむというのは、主体性を持って取り組んでほしいという意味です。飲食店の仕事は、基本的に単純作業の繰り返しです。例えばキッチン担当であれば牛かつを揚げて、切って、出して、また揚げて…が続いていきます。人間というのは21日間同じ作業を続けると体の中に習慣が出来上がると言われており、未経験の方でも1ヵ月あれば仕事を覚えられます。
例えば長年営業されている蕎麦屋さん、定食屋さんの店主をイメージしてみてください。ひたすら目の前の作業を黙々とこなす、そんな姿が目に浮かぶのではないでしょうか。作業に熟練すると、ある意味頭の中を「無」にして作業に徹するというのがひとつの到達点とも言えます。
しかし当たり前に仕事ができるようになると、仕事に込める感情が乏しくなりがちです。だからこそ、当社はそこに逆行する働き方を提案したい。「もっとお客様に喜んでもらうためには、もっとお店を良くするためにはどうすべきか?」いつもそれを念頭に置きながら、主体性を持って仕事を楽しんでほしいと考えています。
素直で明るく、失敗しても上手にリセットできる人を求めている
――会社はどんな人物像の方を求めていますか?
素直で明るい人、そして失敗しても前向きにリセットできる人です。
仕事に慣れるまでは失敗がつきものですが、クヨクヨと引きずっている間にも、お客様は次々に来られます。会社としても失敗を責めるのではなく、「次こそ頑張ろう!」と前向きに取り組んでもらいたいので、気持ちの切り替えが素早くできる人を求めています。
――採用面接ではどのような質問をされますか?
一番重視しているのは、過去のエピソードをきちんと筋道立てて話せるかどうかです。今までどんなことに一生懸命頑張ってきたか、どのように取り組んだのかをお聞きします。また、「自分らしくいられるのはどんな時か」「最近楽しかったことは何か」など、求職者の方のお人柄がわかるような質問もしています。
高校卒業後、もしくは18歳以上の方なら業界未経験でも歓迎です。面接で学歴や接客経験をお聞きすることはありません。
独自のステップアップシステムを導入し、頑張りには昇給、昇格で還元
――正社員職の給与についてお聞かせください。
正社員の給与はポジションによって異なり、一般社員:月給26万円以上/店長候補:月給30万円以上/店長:月給38万円以上です。こちらに加えて、賞与も支給します。給与は経験・能力・前職での給与を考慮して決定し、時間外労働の有無にかかわらず固定残業代(9万円〜23万円/月56時間分)を支給します。
■マネージャー職 412,000円〜
■店長職380,000円〜
■未経験264,400円〜
■時短社員職222,800円〜
――これから入社される方には、どんな働きぶりが求められますか?
当社は「楽しい」をモットーとしています。お客様はもちろん、仲間に対しても「楽しい」を生み出していくプロフェッショナルを目指してほしいです。そのためにどうすればいいのか自ら考え、仲間と協力し実践していただきたいですね。
――入社後、どのようなお仕事からスタートするのか教えてください。
まずは既存店で研修を行い、ホールとキッチンいずれかの持ち場からスタートして業務を覚えていただきます。当社独自のステップアップシステムでは「発注ができる」「お客様のご案内ができる」など、細かいステップ(目標)を設けており、クリアできた業務については責任を持って任せるというスタイルを取っています。
――勤務地は決まっているのでしょうか?
エリア採用の方も、基本的には首都圏でお仕事をスタートします。東京への引っ越し代は会社が負担しますので、入社後しばらくは都内の店舗で勤務し、正社員に求める業務を一通り学んでいただきます。
――どういった働きぶりを評価して給料があがりますか?また評価基準で役職がつきますか?
当社独自の「ステップアップシステム」は5つのステップ(目標)が1セットとなり、1セットをクリアしたら昇給します。基礎からプロフェッショナルになる道のりを、会社のことを知りながら取り組んでもらえるようになっているので、ステップアップに向け積極的に取り組んで頂ける方を評価しています。
昇格は月度の実績をもとに、年1回~2回の昇格期に試験を実施しています。同じ役職でもレベル1から20までの評価基準があるため、コンスタントに給与アップも実現しやすいでしょう。もちろん成果だけでなく、仕事への取り組み姿勢も評価します。
――キャリアパスとしてはどのような道がありえるのでしょうか?
育成プログラムの5ステップが終了すると、次はスタッフの育成や販売企画などの業務をお任せしていきます。さらに店長、料理長、複数店舗のサービス向上を担うSC(ショップコーディネーター)、BDF(エリアマネージャー)、あるいはマーケティング部門、事業責任者などのポジションがあります。
例えば、ファイブグループの広報チーフは、アルバイトとして入社して1年で店長へ昇格し、その後ブランディングを担当する部署へ異動した経歴の持ち主です。今回入社いただく方にも、仕事を楽しむことを突き詰め、自分の進みたい道を見つけてほしいと考えています。
全力で仕事を楽しんでほしいから、ワーク・ライフ・バランスを重視
――ワーク・ライフ・バランスを実現する取り組みについて教えてください。
月の公休は最大で9日間あり、リフレッシュ休暇やアニバーサリー休暇など休暇制度も充実しています。子育て支援制度もあり、月140時間勤務の時短社員という働き方も選べます。
月間の勤務時間は通常215時間ですが、他にも140時間、180時間から選べ、子育てや介護などで勤務時間が限られる方も、時短社員として無理なく働けます。他には曜日固定社員という働き方もあり、週休2日をベースに柔軟に勤務スタイルを選ぶことが可能です。
毎月の面談では、質問・提案・リクエストの3項目を聞かれる
――会社のカラーや社風について教えてください。
ひとつは「必ず聞かれる社風」です。当社では毎月「1on1」という上司との面談を実施しています。ここで毎回上司に聞かれるのが、「質問・提案・リクエスト」の3項目です。
提案とは、もっとこうしたほうが良いのではないかという改善の要望で、リクエストは今困っていることについて助けてほしいというヘルプの意見です。「風通しの良い社風」という言葉がありますが、当社は意見を言いやすいというよりは、必ず聞かれる社風。自分の意見を自分の言葉で伝えることは、主体性を高めることにもつながると考えています。
もうひとつは「従業員を大切にしたい会社」です。親会社のファイブグループは2023年で創業20年を迎えますが、牛かつもと村は設立して2年の会社です。会社側にも足りないところがあることは否めません。だからこそ日々改善し、従業員にとって働きやすい環境を実現したいと考えています。そういう意味も込めて「従業員を大切にしたい会社」とお伝えしました。毎月の「1on1」面談では、ぜひ忌憚のない質問・提案・リクエストをいただければと思います。
――会社で働いている方々はどんなタイプ・キャラクターの方が多く集まっていますか?
最も多いのは20~30代の方で、男女比は半々ぐらいです。下は10代から上は50代まで、幅広い年代の方が働いています。
――会社のカラーをイメージできるような取り組みなどはありますか?
年に一度、グループ全店を休業して行うスタッフ大感謝祭「ファイブフェス」を15年間実施しています。初年度は200名規模でしたが、グループの成長とともに今では1,200~1,300名が参加するイベントになりました。
ファイブフェスは毎年7~8月に野外会場を1週間ほど貸し切って、飾り付けや設営なども自分たちで行います。そこで開催するのはBBQや運動会、バンドのライブやDJなど、自分たちが企画したイベントです。ファイブフェスへの参加を通じて別ブランドのスタッフと交流できたり、家族も一緒に参加できたりと、毎回好評を博しています。
牛かつもと村のブランド、そして新しい食文化の担い手として
――担当者様から見て、この仕事の面白みはどこだと思いますか。
牛かつという新しい食文化を広める活動は、まだライバルが少なくチャンスが広がっています。世の中には牛かつを食べたことのない人、牛かつ店のイメージが湧かない人がほとんどです。だからこそ私たちが作ったものが「牛かつそのもの」であり、新たな食文化の創造につながるのです。自分たちは単なる働き手ではなく、ブランドの、ひいては新たな食文化の作り手なのだと意識して仕事に取り組んでほしいですね。
――牛かつもと村はどのようなお客様が来られるのでしょうか。
店舗によっても異なりますが、海外からのお客様もたくさんいらっしゃいます。多い店舗では約8割が海外からのお客様ということもあります。韓国や東南アジアからの方が多く、北欧や欧米からのお客様も増えてきました。仮に言葉が話せなくても、世界中の方とコミュニケーションを取る練習になるでしょう。様々な国籍のお客様から「美味しい!」とお褒めの言葉がいただけるのは、やりがいにもつながります。
――担当者様から見て、この仕事の大変なこと、難しさや厳しさなどをお聞かせください。
とにかく忙しいということでしょうか。牛かつもと村は通し営業でアイドルタイムというものはありません。開店から閉店の23時まで、ひっきりなしにお客様がいらっしゃいます。
さきほどお話ししたように作業自体はシンプルなのですが、忙しさはついて回ります。常に目の前にやることがあり、関わるお客様の数も多いので、成長できるスピードは速いと言えるかもしれません。
まとめ
今回は、牛かつもと村の正社員求人について取材しました。
牛かつもと村での仕事は、自分の提供する牛かつ、そして接客サービスそのものがブランディングに直結します。新しい食文化の担い手として、牛かつの魅力を世界中に広める仕事はやりがいも大きいのではないでしょうか。
また取材では「仕事を楽しむ」というキーワードが何度も登場しました。自分が仕事を楽しむことで主体性を育むという理念は、毎月上司と行う「1on1面談」やアルバイトを含めた全社イベント「ファイブフェス」に象徴されていると感じました。ステップアップシステムや評価制度、キャリアパスも明確で、ライフスタイルにあった働き方の実現や、頑張りに見合った評価を受けられるのも魅力です。
最後に、採用担当の福田さんからのメッセージを紹介します。
「『とにかく僕に会ってくれ!』と声を大にして言いたいです。そうすれば、うちの良さを全部お伝えします。仕事を選ぶ中で重要なのは、【誰とやるか?】【どこでやるか?】【何をやるか?】だと思っています。その中のうち2つが当社にあれば、ここがあなたの良さが輝く場所になるはずです。面接では、あなたが牛かつもと村でやってみたいことをざっくばらんにお話しましょう!」