桃太郎便の求人ドライバー応募する前に!どんな仕事?どんな会社?

桃太郎便の求人ドライバー応募する前に!どんな仕事?どんな会社?

こんにちは。マイベストジョブ事務局の三浦です。今回は「桃太郎便」という運送サービスのドライバーについて、サービスを展開している株式会社関西丸和ロジスティクスで個配事業部を統括されている片桐様に会社や仕事内容を詳しくお伺いしました。

仕事内容・働き方について

主な仕事は生協のルート配送ドライバー

「桃太郎便」を展開している株式会社関西丸和ロジスティクス個配事業部での主な仕事の内容は、「生協(コープ)のルート配送ドライバー」です。

生協は個別宅配を行うサービスがあり、カタログから欲しい商品を選んで注文すると、それが個別宅配されるというものです。このサービスで、実際に組合員様のところに商品を届けるという役割を担っているのが「桃太郎便」です。

「株式会社関西丸和ロジスティクス」では京都・滋賀エリアを中心にこの配送事業を行っており、「チビトラ桃ちゃん」と書かれた1.5トントラックで宅配を行っています。担当エリアの生協の組合員がお客様で、指定された住所(自宅など)に、各エリア週に1回、家庭用品や食品を配達するというのが主な業務です。

安全運転の技術はもちろん、組合員様への新商品の案内や、次回の注文確認などコミュニケーション能力、信頼関係が重要です。配達先の組合員様との間では「寒いところをありがとう」「前に紹介してもらった〇〇、美味しかったよ」「今度のおすすめはどれ?」というようなやりとりが生まれますので、しっかり気持ちの良い受け答えをして、組合員様との信頼関係を高めていくことが求められます

配送準備

迅速に配送準備をして、車両に乗り込み組合員様のもとに向かいます。

先輩と一緒に配達しながら仕事を学ぶ研修

入社日から最初の5~8週間、トラックに先輩と一緒に乗って配達のルートやお届けする組合員様について、商品の知識や接し方を現場で教えてもらいます。安全運転は最低限求められることで、その上で時間通りに到着すること、組合員様と円滑にコミュニケーションできる能力を磨いていくことになります。

研修が終わるといよいよ一人でその仕事を行います。ドライバー兼接客・サービス業であるということを意識して組合員様に商品を届けることとなります。

商品の知識自体はそれほど多く求められることはなく、毎週、生協が一押しにしている新商品の学習会もありますので、自社のサービスに興味をもって仕事に取り組むことができれば問題ないでしょう。

独自の教育施設で人材育成

新卒者や役職者を対象とした教育機関で、「丸和ロジスティクス大学」という独自の教育システムがあり、リーダーとなる人材育成に励んでいます。

また、ドライバーからの最初のステップアップとしては、年2回の査定があり、現場のリーダーとなる班長職に昇格する機会があります。※昇進するタイミングは年1回となっています。

会社について

京滋エリアでの生協個別宅配サービスのシェアはNo1

京都、滋賀エリアでの生協個別宅配サービスは、関西丸和ロジスティクスがシェアNo1で、全体配送業務の50%以上を占めています。

宅配事業の仕事は、発注元である生協(生活協同組合)からの委託を受けて行うという形ですが、これまでの実績などから、年々、より多くの仕事の依頼を受けて事業が成長しています。今後、高齢者の増加に伴い生協自体のサービス規模の拡大を想定し、ルート配送ドライバーがより多く必要となるという考えのもと、積極的な採用活動を行っています。

採用後の配属先は希望を伝えて相談できる

基本的に営業所、事業所に出勤してからトラックを運転して組合員様のところに行くため、自宅から通いやすいところの希望を重視して配属先が決まります。希望の勤務地の人員が充足していた場合は別の勤務地を推薦されますが、相談の上、決定することとなります。

営業所、事業所は京都・滋賀エリアで多数ありますので、応募時に希望を決めておいて、面接時に相談すると良いでしょう。

「桃太郎便」という名前の由来は?

桃太郎便のトラックには桃太郎のイラストが大きく描かれており目につきますが、この「桃太郎便」というネーミングは昔話の「桃太郎」に由来しています。

桃太郎=経営の基盤とし、お供はそれぞれ「犬=勇敢さ・敏速さ」「猿=知恵・計画性」「雉子=情報収集・慎重性」に、宝物を「お客様からお預かりした大切なお荷物」に例えています。さらに、犬を考働力(考えて働く力)、猿を知識力、雉子を情報力として関西丸和ロジスティクスの経営に必要な3つの要素の象徴として捉えています。

桃太郎便のトラック

1.5トンの軽トラックは「チビトラ桃ちゃん」という名前で親しまれています。

応募資格について

応募資格としては高卒以上かつ40歳以下(長期キャリア形成のため)で、普通自動車免許を所有していることが条件となっています。

未経験でもOKで、大きなトラックを運転するための中型自動車免許は不要で、普通自動車免許で問題ありません。実際にも、応募者の9割以上が未経験です。ドライバーよりも接客が好きであることのほうがこの生協の個別宅配の仕事にとって重要とされています。

さらに、AT(オートマ)限定の免許でも大丈夫なので、応募のハードルは大型トラックのドライバーよりもずっと低いものであると言えます。

面接について

面接でよく聞かれること

中途採用の正社員の採用面接は、1次面接と2次面接があります。

1次面接はこれまでの職歴や志望動機といった定番の質問があります。他には、企業理念、社風に基づいて仕事をしてもらえるかどうかという観点で、会社のルールを紹介するなどして、考え方や髪型など身だしなみのルールに同意できるかを確認します。

また、商品を届けた際に不備があったり何かしらのクレームを受けた際の対応方法など、実際の仕事をイメージした質問があり、やり取りを通じて返事や態度など仕事をする上で必要な接客、社交性がチェックされるポイントの一つとなっています。また、シニアのお客様もたくさんおられるので、聞き取りやすくわかりやすい話し方や注文受付、接客時のやりとりに問題なさそうかどうかなども大事なポイントです。

筆記テスト(漢字・計算問題)

1次面接の際、簡単な筆記テストが30分程度あり、漢字の読み書き問題と計算問題を解きます。筆記テスト30分、面接30分でトータル約1時間前後が1次面接にかかる時間です。

2次面接では、これまでの仕事の経験や内容、どんなことをしてきたのかといったことや、入社してこれからどうしていきたいかという将来に関することを聞かれます。

なお、面接の結果は面接から1週間~10日くらいで通知されます。

職場の雰囲気・働く人について

社員は20代~30代の男性が中心

個配事業部の従業員数は約350名で、ほとんどが男性(2017年1月時点で女性は4名)となっています。求人に関しては男女問わず歓迎している状況で、女性の割合を増やしていきたいという考えもあり、積極的な採用活動を行っています。

年齢層は20代~30代前半が中心で、全体の50パーセント強を占めています。平均年齢は31~32歳です。若くて活気のある職場環境です。

元気で明るい雰囲気の職場

会社の社風として社交性があって明るく素直であることを大事にしているので、そういった要素が大きいメンバーが集まっています。また、接客サービスという側面が強いため、身だしなみや言葉遣いもきちんとしている人が働いています。

コミュニケーション能力が高い、誰とでも仲良くなりやすい人の集まりなので、社員同士も仲が良く、飲み会以外にも一緒にスポーツや趣味を楽しむことも多くあります。

事業所の社員集合

社員同士でスポーツのチームを作って活動している方もいます。

中途採用・新卒採用の割合は?

現在は中途採用が8割、新卒採用が2割といった状況となっています。今後、事業の拡大に伴い、新卒採用の割合も徐々に増加することを想定して、キャリアアップのための仕組みづくりを行っています。

まとめ

今回、「桃太郎便」のお仕事内容や職場環境などについて詳しくまとめました。

「生協(コープ)のルート配送ドライバー」は、「ドライバー」という職種ではありますが、組合員様のところまで商品を配送し、新商品の案内やご要望などを直接聞くという仕事の性質上、単に配送を行う運転手、ドライバーという業務にとどまらず、一人ひとりの組合員様とのコミュニケーションも大切な仕事とされています。

また、商品は食材も含まれているため、身だしなみは清潔であることが求められています。

そして、他社のドライバー求人ではAT限定の運転免許は応募資格として不可とされるケースがありますが、こちらではAT限定でも可となっています。応募段階ではあまり運転に自信がない方でも、採用後の研修で運転技術を向上することができる仕組みをつくっています。

よりたくさんの配送業務に対応するため、積極的な採用活動を行っているので、元気で活気のある職場で、同僚とも和気あいあいと楽しく過ごしやすい環境で仕事をしたい方にはぜひおすすめです。

株式会社関西丸和ロジスティクス
本社:京都府京都市南区吉祥院石原上川原町1番地
営業所・事業所:18拠点(2017年1月時点)
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