ハート引越センターの正社員求人を採用担当者へ徹底取材!口コミや評判、年収は?
今回取材をしたのは、株式会社ハート引越センターの引越スタッフ、反響営業の正社員求人です。働くうえで気になる仕事内容や面接内容、やりがいなどについて、人事担当の方にお伺いしました。
この記事の目次
株式会社ハート引越センターについて
株式会社ハート引越センターは、1990年の設立以来、日本全国で引越サービスを提供している企業です。個人の単身・家族から法人のオフィス移転まで、幅広い引越事業を中心に、お客様の生活を支える各種サービスを展開しています。創立33年目を迎えた現在、全国に構えるサービス拠点の数は53にまで増えました。これまでに作り上げた流通網を強みに、安定した経営を行っています。
今回は、ハート引越センターで正社員として働いていただく営業職と引越スタッフ職の2職種を募集します。
創業33年目を迎え、安定した流通網を強みに全国53拠点を展開
――まずはハート引越センターの目指すもの・目的・ゴールについて教えてください。
ハート引越センターは現在全国に53拠点を展開していますが、最終的に目指しているのは80拠点です。これが実現すれば、私たちが目標にする「お客様のところへ1時間以内でアクセスできる」ようになると考えています。
弊社は自分たちを「引越の会社」だとは思っていません。ハート引越センターは、メイン事業である引越を中心に、その後のお客様の生活も視野に入れ、日々を快適にするお手伝いをしたいという思いを持った「サービス会社」なのです。だからこそ、お客様の生活に寄り添うサービスを幅広く拡充するために、さらなる拠点の確保を目標にしています。
既に「引越しに伴うハウスクリーニングや片付けの代行」「電気工事サービス」「家電・家具のレンタル」「保険サービス」などの引越しに派生するお客様のちょっとしたお困りごとを解決するサービスを展開してきました。そのように、ちょっとしたお困りごとがあった時に「引越を頼んだハート引越センターにお願いしようかな」と思っていただけるような会社になりたいと考えています。
「目標は80拠点」業績好調により、正社員を積極採用中
――今回は正社員募集とのことですが、なぜアルバイトではなく正社員なのでしょうか?
拠点を増やしていきたいというのが大きな理由です。ハート引越センターは全国に拠点を展開していますが、新拠点の開設時には転勤をお願いすることもあります。そのため、アルバイトではなく正社員を募集しているのです。
またハート引越センターでは、拠点の拡大に加えて、新たなサービスも幅広く展開したいと考えています。新しい拠点を盛り立てるとともに、ゆくゆくは新規プロジェクトの責任者として活躍いただけるような、そんな人材を求めています。
――今回募集する正社員職では、どういった業務を行うのですか?――
今回募集しているのは営業職と引越スタッフ職です。営業職は、弊社にお問い合わせやお見積もりのご依頼をいただいたお客様のご自宅に出向き、引越プランの提案を行います。引越スタッフは、家具の搬出・搬入などがメインの業務です。
ほんの少しの気遣いが「お客様の心を動かす」
――どのような方を正社員として迎えたいと考えていますか?――
一言で表すなら、ちょっとした気遣いができる方です。引越というのは、人生の節目となるイベントのひとつ。お客様によって引越の理由はさまざまですが、生活環境の変化に不安を抱く方も少なくなくありません。そんなお客様の気持ちに寄り添い、少しでも良いスタートが切れるようお手伝いをするのが私たちの役目です。ですから営業・引越スタッフともに、顧客志向で物事を考え、いろいろなことに気を配れる方を歓迎します。
――営業職と引越スタッフそれぞれに求められるスキルなどはありますか?
いずれの職種も、未経験で問題ありません。また引越の現場は体力に自信のある方や男性が多いというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際には女性スタッフも在籍しています。女性スタッフがいると安心できるというお客様の声を頂戴することもありますし、現場の作業時に女性ならではの視点が入ることでスタッフ同士が切磋琢磨できます。ですから、女性の応募も大歓迎です!
――ちなみに、面接ではどのような質問をされますか?
決まった質問項目は設けておらず、これまでのキャリアの中でどんなことを感じながらお仕事をされてきたか、また入社後にどんな風に仕事をしていきたいのかなどをお聞きします。
常に相手の立場に立って物事を考え、チームワークを大切にする
――これから入社される方には、どんな働きぶりが求められますか?
営業・引越スタッフともにチームワークを大切にしています。営業が作成した見積もりの内容や、引越スタッフへの申し送りが不十分だと、当日の作業に支障が生じます。追加のトラックや特殊機材の準備が必要になることがあり、最悪の場合、当日に引越を終えられないこともあり得るでしょう。
ですから、自分の言動が周りにどう影響するかを考えて行動することがとても大切です。チームで仕事をするという意識を持ち、どんな時も相手の立場になって物事を考えることが求められます。
――正社員として働く中で、どのような点が評価されますか?
営業職では、成約件数など目に見える数字がひとつの評価基準となります。ただし、そこだけを評価するのではありません。仮に契約件数が多くても、クレームが多ければ改善の必要がありますし、内容やプロセスもしっかり見ていきます。
引越スタッフは営業職のように目標数字を持たない分、チームワークがより大きな評価項目となります。円滑に作業を進めるためのスタッフ同士のコミュニケーションや、お客様とのコミュニケーションも重視しています。
そして営業・引越スタッフに共通するのが、自分の意見を発信してほしいということです。何らかの問題に直面した時、「○○を解決するためにこんなことをやっていきたい」と発信できる人は、評価につながりやすいです。
――今回募集する正社員は、給料・年収をお教えください。月給、インセンティブ、各種手当、賞与、モデル年収などもお聞かせください。
営業職については、入社後6カ月間は月収26万円~29万円をを最低保証とします。
(※地域によって異なります。内訳:所定賃金17万7,000円~19万2,000円+固定残業代30時間分3万9,600円~4万2,900円+営業手当保証4万3,400円~5万5,100円)
6カ月の研修を終えると営業手当保証の支給は終了しますが、当社の全国平均営業手当額は6万2,000円です。
最高で19万3,000円の営業手当を獲得したメンバーもいます。そのため安定した収入を得られるでしょう。また6カ月の研修期間中に、営業手当保証額を超える成果を出した方には、別途手当を支給します。
【営業職の年収例】
入社2年目社員:432万円
入社3年目社員:544万円
引越スタッフ職については、入社後6カ月間は月給24万円~30万円。(※地域によって異なります)
研修期間中も頑張り次第で最低保証金額より稼ぐことも可能で、一定以上の作業を行った場合は別途加算します。
なお作業手当はエリアや作業量によって変動します。月の出勤日数が22日を超えた場合は休日手当が支給され、頑張りに応じて研修期間中もリーダー手当が支給されます。
※月給は配属エリアにより変動します。一都三県・名古屋は30万円~など
【作業スタッフ職の月収例(首都圏)】
平均月給:32万9,495円
過去1年間最高支給月給:54万5,406円
なお、上記の他に年1回の決算賞与などもあり、頑張った分はしっかりとお給料に反映されます。
――昇給を含めたキャリアパスについてお聞かせいただけますか?
年に1回人事考課のタイミングがあり昇給のチャンスがあります。また、優秀なスタッフは、上司と面談を実施して昇格の推薦を得ることができます。営業は営業チーフ、引越スタッフはリーダーというポジションがあります。
各拠点には、営業と引越スタッフが在籍していて、どちらも内勤の業務というポジションのメンバーがマネジメントしています。
――正社員は必ず転勤があるのでしょうか?――
基本的には個人の希望をヒアリングしたうえで決定します。例えば、実家の両親の近くに住みたいということであれば、その近くの拠点への異動を検討することができます。
勤務地を含めて、「こんな仕事をしたい」「こんな働き方をしたい」という希望を積極的に発信している方には、ポジションに空きが出た場合などにも声がかかりやすいです。
全国に拠点を持ち、長く働ける安定基盤がある
――担当者様から見て、会社の魅力・この会社の良いなと思うポイントはどこですか?
ひとつは、創業から30年以上をかけて築き上げた物流網です。効率よく物を運び、最短でお客様の元へアクセスするには、拠点の場所がとても重要です。すでにスムーズな運搬を実現できる拠点を構えているということが、ハート引越センターの大きな魅力と言えます。
日本の総人口は減少傾向にあることから、引越業界も縮小していくのではと心配されている方もいらっしゃるかもしれません。しかし人口の移動率自体は今後も大きく変化することはないと言われています。将来的に引越ビジネスが爆発的に拡大することはないにしても、新規参入が難しい業界です。物流網を既に構築している当社であれば、安定して長く勤められると言えます。
加えて、幅広い年代の社員が長く働き続けていることです。ハート引越センターは「70歳まで涯働ける職場の創造」を目指していて、個人に合った無理のない働き方を実現したいと考えています。引越現場の作業が体力的にきつくなってきた場合は内勤の職種にシフトチェンジしたり、反対に現場が好きという方には軽作業の部門を紹介したりと、いろいろなポジションをご用意しています。
誰かの役に立ちたいという熱いハートを持ったメンバーが集まっている
――ハート引越センターにはどんなタイプ・キャラクターの方がいらっしゃいますか?
営業、引越スタッフともに20~30代のメンバーが中心となって活躍しています。業界未経験者も多く、私もそのうちの一人です。誰かの役に立ちたいという思いをもった社員が多く、お客様だけでなく、仲間に対しても気配りを欠かさないので、日々誰かの思いやりに触れてホッコリできる職場です。
――社風をイメージできる、独自のルールやイベントを教えてください。
みんなで何かをしたいと思っている社員が多いですね。コロナ禍になる前は年に1回、会社でボウリング大会を開催していました。今は難しいですが、当社のグループ社員やその家族が交流できる「ハート倶楽部」という組織もあり、社員同士のつながりをとても大切にしています。そういう意味では、家庭的な会社と言えるかと思います。
お客様からの感謝、先輩や上司の丁寧なフォローがあるから、成長できる
――この仕事のやりがい・面白みはどこだと思いますか?
お客様から「ありがとう」という言葉をいただけることかと思います。引越をされるお客様は、多少なりとも新生活への不安をお持ちです。だからこそ、ちょっとした気遣いがとても喜ばれるのです。
ある引越スタッフから、妊婦さんがいらっしゃるご家庭の引越を行った際に聞いた話です。ずっと立っているのは辛いだろうと思って「椅子を最後に運びますので」と女性へお伝えし、作業の間座っていただいたそうなんです。後日、その配慮がとても嬉しかったというお声をいただく機会がありました。その引越スタッフは「自分が当たり前だと思ってやったことが、そんなに喜んでもらえるのか!」と、とてもやりがいを感じたそうです。
――営業職に関してはいかがでしょう?
弊社の営業は、「安くするので、この場で決めてください!」というような、ゴリ押しの営業スタイルは取っていません。お客様のご事情などを丁寧にヒアリングして、いかにご要望に近いプランを提案できるかという点に重きを置いています。
結果的に、他社の見積もりの料金の方が安かったけれど、弊社を選んでいただけるということもしばしばあります。その理由として「ハート引越センターの担当営業さんが一番丁寧に話を聞いてくれたから」など、人柄の面を評価いただき、非常に嬉しく感じました。
引越サービスという目に見えない商材を扱うのは、難しい部分もありますが、営業の人柄が大きな決め手となります。営業にとっては、自分自身を認めてもらえることでもあるので、そこはやりがいになると感じます。
――担当者様から見た、この仕事の大変さや厳しさ、辛かったことなどをお聞かせください。
やはり繁忙期は件数が増えるので、たくさんの案件を同時に抱える大変さはあると思います。しかし営業職であればインセンティブ、引越スタッフも作業量に応じて作業手当が支給されるので、逆にそれをモチベーションにして繁忙期を前向きに捉えるメンバーもいます。
営業に関して言うと、やはり数字にこだわらないといけない点でしょうか。さらに数字だけでなく、お客様からヒアリングしたご要望も汲み取らないといけないので、それなりの経験を積む必要があります。加えて、引越プランや見積もりの作成にも高い知識が求められます。引越は、営業が作成した引越プランを元に配車を組み、適正な人員を配置します。ですからこれら精度が低いと、当日の作業がスムーズに進まないことがあります。
――その「大変なこと」についての対応策、サポート策があればお聞かせください。
先輩の営業社員や、各拠点に在籍するマネジメント職の社員がフォロー・アドバイスを行います。
未経験や異業種からのチャレンジも歓迎していますし、フォローは惜しみません。だからこそ困った時は自分からどんどんアドバイスを求め、周りの協力を得て成長していただければと思います。
まとめ
取材を通じて、社名の「ハート」に通じるマインドを持ったメンバーが集う、あたたかい会社だと感じました。30年余をかけて築き上げた盤石な物流網を大きな強みに、さらに80拠点の到達を目指して出店や新事業の展開も積極的に行っていきます。安定して長く働ける環境でありつつ、新たなチャレンジをしたい方にもおすすめの環境ではないでしょうか。
最後に、ハート引越センターに応募しようか検討されている方に向けて、担当者さんからメッセージをいただきました。
「ハート引越センターで長く働く社員は、みな口を揃えて『うちの仕事は飽きない!』と言います。毎回引越内容は異なるので、常に新鮮な気持ちで働くことができます。引越スタッフにおいては、現場での臨機応変な対応や取り扱いの難しい家財を運ぶ際は、プロ意識がくすぐられるようですね。そして、入社後は、自分の思いをどんどん発信することが成長の近道です。未経験からのチャレンジも大歓迎です。ぜひ一緒にハート引越センターを盛り上げていきましょう!」