選考結果不採用の連絡する前にチェックしときたいこと3つ
書類選考等の結果、残念ながらご縁がなかった方も出てくることがあります。そのときに注意することは、不採用だからといって決して粗雑に扱ってはいけないということです。今回は、連絡する前にチェックしておきたいことを解説します。
応募者は誰とつながりがあるかわからない
書類選考の段階で不採用が確定した人に対しては早めに連絡してください。最近のSNSの発達などにより、応募者はどこでどういう人とつながりがあるのかもわかるようになってきてはいるものの、オフラインでの人のつながりはまだまだわかりにくいのが実情です。
特に、都市部ではない地域の会社、お店の応募者は、近所づきあいの範囲もそう広くはありません。不採用になった応募者から、ネガティブな噂をネットやオフラインで周囲に発信されてしまうと、非常にマイナスです。
応募者の人のつながりは調査する必要まではありませんが、「どこで誰とつながっているかわからない」ということを頭に入れて対応することが大切です。
丁寧な連絡・対応を行えているか
採用するならまだしも、不採用と連絡されるほうは、自分にとって残念な情報を受け取ることになるわけですから、そこで粗略に扱われたとなったら、そこで働きたいという思いから真逆の印象を持たれてしまう可能性すらあります。
採用担当者としては、その仕事がしたくて(働きたくて)応募してきてくれたということに敬意を払い、どんな理由があるにせよ、丁寧な対応をすることが重要です。
具体的には、連絡のための文章は丁寧なものにし、応募書類の返却の際には、汚れや折り目などがついてないか(そもそも汚したりしないように管理しなければいけません)を確認してください。もし書類が折れてたり汚れていたりする場合、選考結果を伝える文章に、謝罪の言葉も添えておくことをおすすめします。
また、封筒の中に応募書類を入れる場合、書類は新品のクリアファイルに入れて送ると丁寧です。応募者も履歴書を書いたりして応募してくれていることをふまえると、会社としてもきちんと手間を惜しまず対応することが重要です。
選考結果で不採用であることを伝える際には、応募書類を返却するのがベターですが、その際には選考結果通知の文書を添付して送りましょう。不採用通知の例と書き方も参考にしてください。
»パート・アルバイトの不採用通知の例と書き方:テンプレ付
採用する可能性のある人しか面接しない
応募が複数あった場合などで、書類選考だけで言うと不採用になるような人の場合、「せっかく応募してくれたのだから直接話を伺ってみたい」という気持ちがあるかもしれませんが、冷静に基準に基づいて判断し、面接はせずに書類選考で不採用としたほうが良いでしょう。
面接を経て不採用になった場合、面接担当者は忘れても、応募者本人は覚えていることもあります。アルバイト・パート求人の応募者は近所の住人であることもしばしばありますから、ひょんなところで出くわしたり、何かしているところを見られる可能性もあります。相手の気持ちが落ち着いてない限りは、あまりいい気持はしないということもあります。
面接の結果で不採用にする人が多ければ多いほどその可能性が高まりますから、「採用する可能性のある人だけ面接する」という前提で選考してください。
不採用の通知を送付する際には、履歴書などの応募書類も返却した方が良い場合もあります。以下の記事もあわせて参照してください。
»応募された履歴書・書類は破棄していいの?返却しないといけない?
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