バイト・パートの内定辞退は防止策を打っておく!《どうしても編》
入念に採用活動を進め、募集開始から書類選考、面接、内定通知を出してからも、内定辞退や採用直後にすぐに退職してしまうというケースはよくあります。掛け持ちで応募して比較されたり、応募者の家族の反対などで電話一本で断られてしまうこともあります。がっかりしてまた一から求人を始めるというのは、大変もったいないものです。
大きな原因は、「会社のことを好きになれない」という気持ちが見え隠れしています。内定辞退を防ぐ一番の方法は当然「この会社はいいな、ここで働きたいな」と思ってもらうことです。今回は、そのための工夫や取り組みを紹介します。
会社を好きになってもらうことで内定辞退を防ぐ
会社のことを好きになってもらえれば、多少のことには目をつむり、楽しんで仕事をしてもらえることが多いです。しかし、スタート段階から会社のことを好きになってもらうというのはなかなか難しいものです。逆に会社側も、その応募者のことを最初から好きな状態というのは滅多にありません。しかし、会社側からは色々な手段を採って、少しでも応募者(そして応募者の家族からも)好かれるように工夫して働きかけることが重要です。
また、応募者の家族についても考慮しましょう。家族に反対されると、内定が出ていてもなかなか踏み出せないものです。そこまで配慮した手段、工夫が内定辞退への大きな武器になるのです。
面接終了時に手土産をプレゼントする
面接が終了し、応募者が帰るタイミングで、1,000円程度のお菓子を「つまらないものですが…」とさりげなく手土産として渡すという方法があります。
面接に来てもらった交通費相当分におまけがつくような感じですが、応募者にとっては予想外のことなので、喜んでもらえます。
手土産は面接した応募者全員にプレゼントします。アルバイト・パート求人は会社の近隣の人が応募してくることも多いので、もし不採用になっても、会社に悪印象を与えないための工夫です。
また、手土産をもらったことで、応募者の家族への印象も良くなるでしょう。応募者が家で手土産のことを家族に伝えることで、「こういう気遣いをしてくれる会社なら」と、家族からの応援や後押しをしてもらいやすくなります。
手土産の選び方については、話題になっているお菓子が良いでしょう。流行りのスイーツ、というのがおすすめです。そういうお菓子を選ぶためには、自社の女性従業員に買い出しをお願いして任せるのもおすすめです。手土産を渡すということが社内に伝わることで、人を大切にする、気遣いをする会社であることが社内の雰囲気の良くしていけることも間接的な効果として期待できます。
面接に来てもらったお礼のハガキをすぐに出す
手土産と同様に、面接に来てくれた人に、面接来社へのお礼ハガキを送りましょう。会社の誠実な姿勢を伝えやすくするためには、可能な限り手書きがおすすめです。書く内容は簡潔に、来社してくれたことの感謝の気持ち、選考結果の通知までお待ちくださいということ程度でかまいません。
アルバイト・パートの面接後に会社からこういうハガキが届くというのは通常滅多にありません。ハガキなら翌日に届き、メールや印刷ではなく、手書きという時間をかけたことが実感できるものが届くというのは、それだけで他社より一歩差をつける工夫になります。
さらに、ハガキのことを知った応募者の家族からも好感や信頼感を持ってもらえるようになりやすく、こちらも家族からの支持、応援につながる良い手段です。
まとめ
応募者本人とその家族から会社のことを好きになってもらうためには、面接後の時間を最大限有効活用することが重要です。面接終了後の手土産や、来社お礼のハガキを手書きで出すことで、さらにもう一押ししておけばさらに内定辞退のリスクを減らすことができるようになります。
面接後に採否の確定をし、連絡をする前にも、「会社のことを悪く思われないために」チェックするべきポイントがあります。
»選考結果不採用の連絡する前にチェックしときたいこと3つ
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