マンボーのバイトを徹底調査!仕事はきつい?面接やシフト、評判など

こんにちは、マイベストジョブ事務局です。今回は、東京都を中心に店舗を展開している「まんが喫茶マンボー」のバイトの仕事内容や研修、面接などについて採用担当の豊田さんに取材しました。

まんが喫茶マンボーについて

新宿や渋谷、池袋など繁華街を中心に出店している「まんが喫茶マンボー」は、駅から歩いて数分とアクセスのよい場所に店舗を構えているのが特徴で、学生やビジネスマン、旅行者など多くの人に利用されています

マンガ喫茶は、その名前からもわかるように店内でマンガを読めるほか、パソコンでインターネットを閲覧したりできる場所です。同店には個室やシャワールームがあるため、空き時間に仮眠を取ったり、終電を乗り過ごした人が始発を待つまでの時間を過ごしたり、シャワーを浴びて汗を流し一息つくなど、利用する目的は人によりさまざまです。

マンガやインターネットを楽しむ以外の利用目的も多いため、同店では快適な空間づくりを大切にしていて、接客のほか店内の整理や清掃に力を入れています。

「お客さまにゆっくりとくつろいでほしい」と考えている同店でバイトをする際におさえておきたいポイントを紹介します。

本を読めるインターネットができる空間を運営するのが漫画喫茶マンボーです。

応募条件・面接について

募集は18歳以上、高校生の採用なし

まんが喫茶マンボーのバイトは18歳以上ですが、高校生の求人はありません。同店は24時間営業で、40パターン以上の中から希望のシフトを選ぶことができます。

お客様に行き届いたサービスを実施していくためにも、スタッフの確保は欠かせません。ご希望に合ったシフトパターンを見つけてください

電話で面接日を決める際、シフトについてヒアリング&仕事内容の説明を実施

バイトを希望する際は、求人サイトの専用ページか電話で応募します。サイトから応募した場合は、同店の採用担当者から連絡先(電話番号)などを記載したメールが届くので、指定された番号に電話をかけて面接日を決めます。

電話をかけたとき、「何を見て応募したか」「どこに住んでいるのか(住所)」「現在の状況(学生なのか、かフリーターなのかなど)」「週にどれくらいシフトに入れるのか」など、いくつか質問があります。

面接をする前に電話で質問があるのは、応募者がどれくらいシフトに協力できるかどうかを確認したいという意図があるからです。電話である程度、シフトなどについて話をすることで、面接をするかどうか、また応募者も面接を受けるかどうかを事前に決めることができます。

電話はいわば一次面接のようなものと考えて、希望のシフトを伝えるほか、仕事内容について不明点などがあれば聞いておきましょう

東京都と神奈川県、埼玉県、千葉県の店舗は本社で面接

東京都と神奈川県、埼玉県、千葉県内の各店舗への応募者が、面接を受けるときは同店の本社(東京都新宿区)へ足を運びます。東海、関西などの店舗は、西エリアを受け持つ採用担当者が各地域の事業所などで面接を行います。

面接には写真付きの履歴書が必要です。面接は、電話で話をした採用担当者が行います。
時間は1時間程度です

面接では再度、仕事内容について説明があるほかバイトをする目的などについて質問

面接では「お客さまに快適に過ごしてもらうために、店内空間を常にきれいに保つことが大切」など、同店の理念や就業規則などについて説明があります。
一通り説明が終わると、シフトの最終確認のほか、「何のためにバイトをするの?」など、働いてお金を稼ぐことに対してどんな目的を持っているのかを聞かれます。

答えは「友達と遊ぶためのおこずかいを稼ぐため」「お金を貯めて○○を買いたい」など人により異なり、どんな内容でも問題ありません。

同店では、バイトをする目的をしっかり持つことで「仕事に前向きに取り組んでほしい」「バイトを通じて、自分の目的を達成する楽しさや喜びを体感してほしい」と考えているため、こういった質問をしています。難しく考える必要はありませんが、自分なりに考えをまとめておくのが良いでしょう

ほかにも、学生であれば「学校でどんなことを学んでいるの?」「将来の夢は?」といったことが聞かれます。フリーターであれば「バイトで月々どれくらいの収入を希望しているの?」など、ひとりひとりに合わせた質問があります。

面接は雑談などコミュニケーションを重視

電話と異なり、面接では顔と顔を合わせて話ができるので、雑談をまじえながらコミュニケーションを深め、応募者の人柄を感じ取っていくイメージです。

電話でも面接でも、緊張してスラスラと言葉が出なくても大丈夫です。電話であれば、話す声のトーンやスピード、間の取り方でその人の雰囲気が伝わります。面接では実際に表情を見ることができるので、上手に話すことができなくても、面接担当者は本人の人柄を感じ取ってくれます。

電話の場合、話をしている相手がどんな人なのかを表情から読み解くことができません。声に頼ることになるので、いつもよりハキハキと元気よく話すことを心がけましょう。面接では笑顔を意識して話すことが大切です。

仕事内容と研修について

各店舗では、社員や先輩スタッフがレジの操作を教えてくれます。

バイトの仕事は受け付けや清掃業務が中心

まんが喫茶マンボーのバイトは、受け付けや店内・商品の整理、清掃が中心です

受付
受付では、来店者に携帯充電器やドライヤーの貸し出しなど同店が提供しているサービスや料金プラン、店内施設の説明をします。
個室には、体を伸ばして横に慣れるフラットマットを敷いたタイプや、リクライニングソファやカウチソファを備えたタイプなどがあるので、利用者の希望に合わせた部屋を提案します。
また、フード販売機やドリンクバーなど飲食に関するサービスや、シャワールーム、パウダールームなどの利用についても案内をします。
また、会計業務も行います。現金やクレジットカードでの支払いに対応します。
店内・商品の整理
店内・商品の整理は、書棚のマンガや雑誌をジャンルごとに分けたり、連載ものは1巻から順番に並べたり、来店者が読みたいものを探しやすく、手に取りやすいように整えます。
商品は、店内で販売している商品やドリンクバーの飲み物の補充を行い、仕事に慣れてくると発注管理も担当します。
清掃
清掃では、来店者が利用した後の個室やシャワールーム、トイレなどを掃除します。個室の床に掃除機をかけたり、机、パソコンなども拭いて次の来店者が気持ちよく使えるようにします。

シャワールームは床や壁などを専用の洗剤などを使って汚れをきれいに洗い流し、ゴミなども取り除きます。トイレも同様に、ブラシなどで便器を磨いたり、手洗いの台の汚れを拭きとります。個室やシャワールーム、トイレの清掃は自宅でやっている作業とほとんど変わりません。

同店は「マンガやネットに集中したい」「仮眠を取りたい」「ゆっくりくつろぎたい」という人が利用する場所なので、業務は静かに行うようにしましょう。

研修は14日間、初日には本社で研修を実施

同店の研修は、14回の勤務が研修期間として設けられています。初日は本社で実施され、同店で働く上でのルールや昇給の仕組み、企業理念などについて30分ほど話があります。また、同店の運営に携わっている本社メンバーからのあいさつもあります。

実務に関する研修では、接客マナーとしてお辞儀やあいさつの仕方などを教えてもらいます。同店の来店者は静かに過ごす人ばかりなので大きな声を出す必要はありませんが、小声でボソボソと話すのが良いわけでもありません。

来店者に不快な印象を与えないような声のトーンや表情など、やわらかい物腰で対応できるように研修を受けます。

初日の本社研修は2時間ほどで、残り13回の研修は勤務先店舗で実際の業務を通じて行われます。各店舗では、社員や先輩スタッフが料金プランの説明の仕方やレジの操作、清掃の手順などを教えてくれます。

シフト・時給について

シフトは40パターン以上の中から自分に合った時間帯をチョイス

まんが喫茶マンボーのバイトは週に1日、1日5時間~で、シフトは1日5時間、7時間、9時間から選ぶことができます。

働いている人のシフト例

1日5時間の場合1日7時間の場合1日9時間の場合
7時~12時、
9時~14時、
13時~18時、
18時~23時など
8時~15時、
12時~19時、
17時~24時、
23時~翌6時など
8時~17時、
9時~18時、
23時~翌8時、
24時~翌9時など

上記のようなシフトが40パターン以上あるので、学校や掛け持ちのバイトなど自分のスケジュールに合わせて働くことができます。

シフトは1週間分ごとの申請で、月曜日から日曜日までの7日分を1週間前に申請します。たとえば7月2日(月)~7月8日(日)のシフトであれば、6月24日(日)に出し、シフトが決まります。

土日、祝日などは休みの希望が重なることがあり、調整をお願いされることもあります。同店に限らず、飲食店や販売店などは週末には多くの来店があり忙しくなります。バイトであっても店舗運営の主力メンバーであることには変わりないので、できる範囲で協力しましょう。

時給は東京都と神奈川県は1000円~、そのほかの地域は960円~

同店のバイトの時給は東京都と神奈川県の店舗は1000円~、千葉県・埼玉県・愛知県などの店舗は960円~です(22時~翌5時は労働基準法により25%アップ)。

昇給は各店舗の店長と本社の判断により、不定期で行われます。無断で休んだり遅刻したりしていないか、接客や清掃がきちんとできているかなど勤務態度や仕事の習熟度により判断され、1回の昇給で50円アップします。

同店では、ニュースタッフ(新人)、レギュラースタッフ(仕事を覚えて店舗運営に貢献している人)、アルバイトリーダー(後輩の指導や社員のサポート業務ができる人)など時給アップとともにステップアップしていくことが可能で、1350円の時給を得ている人もいます(店舗により異なります)。

効果的なOJTを採用しており、ステップアップをサポートする体制が整っています。

勤務時の服装について

白いシャツとボトムス、靴は各自で用意

まんが喫茶マンボーでバイトをするときは、トップスは白いシャツとネクタイ、ボトムスはパンツかスカートを着用します。同店からネクタイは支給されますが、シャツとボトムス、靴は各自で用意します

パンツ、スカートの色は黒やネイビー、グレー、ベージュなど派手な色でなければOKで、デニムでもかまいません。ただし、色落ちやダメージ加工がしてあるデニムはカジュアルすぎるのでNGです。

靴も自由ですが、店内を歩きまわったり、個室に上がって掃除をしたりするので、歩きやすく、脱いだり履いたりするのが楽にできるものを選びましょう。

清潔感があれば髪型や髪色は自由

髪型も髪色も自分の好みのスタイルにできます。ただ、長い前髪で顔を覆うようなヘアスタイルは表情がわかりにくいので好ましくありません。バイトのあいだは、前髪をサイドに流してピンでとめるなどフェイスラインがすっきりと出るようにしましょう。

女性はピアス、ネイルも問題ありませんが、仕事の邪魔にならないように節度を持つことが大切です。ピアスは耳からぶら下がる大ぶりタイプは、書棚の整理や店内清掃の作業中に衣類や用具にひっかかりケガをする恐れがあるので控えましょう。ピアスは、耳たぶにおさまる小ぶりタイプにしましょう。ネイルもストーンやスカルプチャ(付け爪)は、仕事中にはがれてしまう可能性があります。ワンカラー(単色)やバイカラー(2色)など、シンプルなデザインで落ち着いたカラーを選ぶようにしましょう。

男女ともに髪型、髪色は自分の個性を出すことができますが、接客業であることを忘れず、清潔感を心がけるようにしましょう。

仕事はきつい?バイトの評判や口コミについて

バイトは学生やフリーターが中心

まんが喫茶マンボーでバイトをしているのは18歳~30歳ぐらいで、学生が約5割、フリーターが約5割です。同店は繁華街に出店していることが多いため、通学途中にある店舗でバイトをする学生や、同店の近くにある飲食店やコンビニと掛け持ちしているフリーターが多く働いています

男女比は男性が約6割、女性が約4割で、男性の方が少し多いのは深夜から早朝にかけてのシフトは男性が中心だからです。

同店に限らず、マンガ喫茶やネットカフェのバイトに応募するのは10代後半から20代と若い世代で、「マンガ喫茶やネットカフェのバイトはラク」「空いた時間にマンガが読める」と考えている人が少なくありません。そのため、バイトを始めてから「イメージしていたよりも仕事が大変」「マンガ読み放題だと思っていた」といった理由で早々に辞めてしまう人がいます。

同世代と大好きなマンガやネットゲームの話をするなど、情報交換を楽しみながらバイトをすることはできますが、仕事は受け付けから清掃業務まであって、楽なことばかりではありません。

また、来店者が少ない時間帯でもスタッフはマンガを読むことはできません。理由は、スタッフが読んでいるマンガを読みたいと思っている来店者がいないとは限らないからです。足を運んだにもかかわらず、目当てのマンガが書棚に並んでいなければ来店者に迷惑をかけることになるので、マンガを読むことは認められていません。

本社の社員が店舗を巡回してバイトをフォロー

同店では、せっかく縁を結んだバイトの人に長く働いてほしいという思いで、電話連絡のときから本社・本部の採用担当者が仕事内容につい詳しく説明しています。また、バイト初日に実施される本社研修でも、「なぜ掃除が大切なのか」「なぜ接客には笑顔が求められるのか」といったことを丁寧に説明しています。

採用後もバイトスタッフの管理を店長や社員に任せきりにするのではなく、採用担当者などが各店舗を巡回してコミュニケーションを取ることを心がけています(東京都周辺の店舗以外、愛知県内の店舗などはエリア担当者が実施しています)。

本社・本部のスタッフがバイトひとりひとりに向き合う時間を設けることで、入店から1カ月程度で辞めてしまう人が3分の1に減ったそうです(2018年)。
店の規模によりますが、現場は、常に店長や社員1~3人とバイト1人~2人の体制でシフトが組まれています

社員のサポートがあることが、バイトスタッフの定着にもつながっているようです。

まとめ

まんが喫茶マンボーでは、来店者がゆっくりくつろげるように快適な空間づくりを大切にしているため、店内の整理整頓や清掃といった業務にまじめに取り組める人を求めています。

今回取材した豊田さんは、「電話では顔が見えないため、緊張している人もたくさんいます。声のトーンが低く、元気が感じられない人も、面接で会ってみると素直で好印象の人が多いです。同店は接客業ですが、おしゃべり上手でなくてもかまいません。接客マナーなどは、一緒に身に付けていくことができますし、慣れてくると笑顔や声が出るようになります」と話します。

また豊田さんは「同店は個室やシャワールームを備えていて、お客さまが使用された部屋や水回りの清掃が大切な業務になります。次に使うお客さまのことを考えて、手を抜かず、一緒に汗を流してがんばってくれる人が理想です」と言葉を続けます。

「マンガ喫茶やネットカフェのバイトは、カウンターで受け付けをしたり、書棚の整理をしたりするだけ」と考えている人は、それ以外の仕事があることをきちんと頭に入れておくのがよいでしょう

飲食店や物販の店でも、商品を補充したり店内をきれいに整えたりするのはスタッフの仕事です。バイトをするというのは、労働に対する対価として報酬が支払われます。「ラクをしてお金を稼ぐことはできない」ということを頭に置いて、しっかりと仕事に向き合える人が向いていると言えるでしょう。

株式会社マンボー
本社:東京都新宿区新宿2-15-22 Landwork新宿ビル4F
店舗数:まんが喫茶/29店舗 マンボープラス/5店舗 ネットルーム/21店舗 (2018年5月時点)

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