日本生命の求人を徹底調査!サービスコーディネーターの給料など

こんにちは、マイベストジョブ事務局です。今回は保険会社「日本生命」のサービスコーディネーターの仕事内容や研修、面接、給料など求人について採用担当者に取材しました。
日本生命について
日本生命保険相互会社は、1889年に日本で三番目の生命保険会社として発足した会社で120余年の歴史を誇ります。
日本生命の創業のきっかけを作ったのは、弘世助三郎という滋賀県彦根市の銀行家です。助三郎は地元の相互扶助(互いに助け合うこと)の組織に大きくかかわっていた人物で、相互扶助の仕組みを整備して社会に広めていきたいと考えていました。
そんな助三郎の呼びかけで関西財界が集結し、日本生命の前身となる「有限責任日本生命保険会社」が設立されたのが同社の始まりです。
生命保険は、契約者みんなで少しずつお金を出し合って共有財産を築き、ケガや病気など、万が一の状況に備える仕組みで、「一人は万人のために、万人は一人のために」といった精神に基づいています。
生命保険の基本精神「共存共栄」「相互扶助」を守り、終身保険や年金保険、養老保険などさまざまな保険商品を提案する日本生命について詳しく見ていきましょう。
応募資格、面接について

面接の質疑応答では、お互いの理解を深める大事な時間です。
サービスコーディネーターの応募資格は高卒以上の学歴を有する人
日本生命では、「ニッセイ・ライフプラザ(お客様窓口)」でコンサルティング営業を行うスタッフを「サービスコーディネーター」と呼んでいます。
サービスコーディネーターの求人は国籍不問、高卒以上の学歴を有する人で未経験者も応募できます。
応募する際は、ウェブサイトの求人ページなどから応募します。まず、応募内容から選考が行われ、面接に進む場合には、採用担当者から連絡があります。
履歴書は一次面接で採用担当者に提出します。同社のホームページのサービスコーディネーター募集ページから履歴書をダウンロードするか、市販の履歴書(JIS規格)に必要事項を記入し、写真を添付の上、持参しましょう。
面接では志望動機や転職理由などについて質問
面接では志望動機やこれまでの経歴、今後のビジョンなどについて質問される可能性があります。
面接は質疑応答の中から、応募者の業務に対する適性を確認する時間ですが、応募者の不安などを聞き取り、解消していく時間でもあります。
採用する側は、「この会社に興味を持って応募してくれた人に、やりがいを持って働いてほしい」という思いで面接を行っています。
面接は、採用する側、採用される側がお互いの理解を深める時間と捉えて、自分の言葉で質問に答えたり、自分から質問したりできるよう、肩の力を抜いて臨むのが良いでしょう。
仕事内容について

先輩職員がしっかりとサポートしてくれるので安心して下さい。
新規獲得ではなくご契約者様へのアフターサービスが主な業務
日本生命のサービスコーディネーターの仕事は、各種保険商品の新規契約者を開拓するのではなく、すでに同社の保険に加入している人に対してのアフターサービス及びコンサルティング営業が中心です。
具体的には、ニッセイ・ライフプラザに来店したり、コールセンターに問い合わせをしてきたご契約者様の相談に答えたり、アドバイスを行ったりする仕事です。
また、窓口での応対だけでなく、ご契約者様の自宅や勤め先などに足を運んで契約内容を説明したり、給付金の手続きを行ったりする訪問業務もあります。お客様先に出向く際は、きちんとアポを取り、日程を確定してから訪問します。
保険の相談は契約している本人や内容によりさまざまです。結婚や出産、子どもの成長、就職、独立など家族構成や生活環境の変化に合わせた保険内容の見直し等です。
子どもが生まれたのであれば学資保険を案内したり、万が一に備えて保障内容が手厚い保険に切り替えたり、ご契約者様の年齢や生活、経済状況にそって適切な保険商品を提案します。
また、ご契約者様がケガや病気で入院や手術をした場合、契約内容によっては保険会社からご契約者様に給付金が支払われます。この給付金の手続きを行うのもサービスコーディネーターの仕事です。
サービスコーディネーターの1日の流れ
サービスコーディネーターのお客様対応の内容
ニッセイ・ライフプラザに来店したご契約者様へのコンサルティングを行います。契約内容の見直しや各種保険の提案と説明、契約手続きなどを行います。
同社のコールセンターにかかってきた問い合わせなどに対応します。コールセンターには全国から電話が入るので、ご契約者様の住むエリアに合わせて各地のニッセイ・ライフプラザに個別対応の電話が転送されます。相談内容に応じて、ニッセイ・ライフプラザに足を運んでもらったり、ご契約者様の自宅などに訪問してサポートを行います。
同社のホームページなどには、資料請求の申し込みなどがあります。申し込みをした人に資料を送付したり、必要に応じてコンサルティングなどを行います。
状況に応じて、ご契約者様の自宅や勤務先などに訪問して、相談ごとに答えたりアドバイスをしたり、保険商品の提案をするほか、契約、給付金支払の手続きなどを行います。
1日の流れ(例)
時間帯 | 業務内容 |
---|---|
9時 | 出社 毎朝、ミーティングを実施。重要事項の連絡や1日の活動スケジュールの確認を行います。 |
10時 | 窓口で応対業務を行います。 住所変更などの手続きや契約内容の確認、税制などについて情報提供を行うほか、 保険に関する相談にこたえます。 応対業務のほか、ご契約者様の自宅などに訪問してアフターサービスを行うためのアポ取りをします。 |
12時 | 休憩(1時間) |
13時30分 | アポを取ったご契約者様を訪問するために会社を出発。 契約内容の確認をするほか、家族のライフステージの変化などについてヒアリングし、状況に合わせて保険の提案を行います。 |
16時 | 事務所に戻り、上司に活動報告や業務について相談をするほか、 翌日のスケジュール確認をし、アポの入っているご契約者様に応じた資料などを準備します。 |
17時 | 退社 |
研修について

業界未経験でも研修制度は充実しており、丁寧に教えてくれます。
採用されると、まずはサービスサポートスタッフとしてスタート
日本生命では、保険業務に就いたことがない未経験者でも、きちんとコンサルティング営業ができるように研修を受けます。その内容を見ていきましょう。
同社に採用されると、パート職制のサービスサポートスタッフからスタートします。サービスサポートスタッフを経て、しっかりと保険の知識やコンサルティング技術、ビジネス・接客マナーなどを身に付けていきます。サービスサポートスタッフは3カ月ごとの契約更新で、業務への習熟度や実務・勤務状況などのほか、本人の希望に合わせてサービスコーディネーターへと登用されます。
サービスサポートスタッフの研修内容
- 保険業界で実施される共通試験を受けるために、生命保険の基礎知識などについて研修
- ビジネスマナー研修(あいさつやお辞儀の仕方、名刺の渡し方など、
社会人に求められる基本マナーを学びます) - 保全業務(保険ご契約者様へのアフターサービス業務)に関する研修
- お客様情報の入力など、同社の顧客管理システムの操作方法について研修
- お客様応対技術の研修(同社のサービスコーディネーターとして、
お客様に失礼のない言葉づかいや所作などを学びます) - 資金計画(ファイナンシャル・プランニング)に関する知識や、
資金計画のシミュレーションの仕方について研修 - 保険に関するコンサルティング業務のノウハウについて研修
座学研修で知識を習得した後は、先輩の営業に同行するなど実務を通じた研修も実施されます。お客様訪問前にはロールプレイング(模擬演習)も行われるので、ご契約者様にコンサルティングをするときの流れをつかむことができます。
サービスコーディネーターに登用されてからも段階的に研修を用意
AFP資格審査試験または2級FP技能検定試験→試験修了・検定合格2万円支給。
CFP®資格審査試験→1科目合格ごとに7500円支給。
社会保険労務士資格取得→10万円支給。
同社では、保険業界で仕事をする上で有効な資格取得を後押ししています。そのため、未経験から始めた人も意欲的に学び、サービスコーディネーターの約9割がFP3級を持っています(2018年3月在籍に対する1月受験結果までの保有状況)。
※AFP=アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー
※CFP®=サーティファイド ファイナンシャル プランナー
※FP=ファイナンシャルプランナー。
給料について
サービスサポートスタッフの給料について
サービスサポートスタッフの給与は3カ月更新です。研修期間に仕事を覚え、実務に就けるようになると正職員のサービスコーディネーターに登用されます。
サービスサポートスタッフの勤務時間は9時~16時(1時間休憩・実働6時間)です。
時給の目安
- 900円~1100円
- 950円~1150円
- 1100円~1300円
- 1150円~1350円
- 1200円~1400円
- 1250円~1450円
- 1400円~1600円
- 1500円~1700円
※勤務地・勤務実態等で異なります。
サービスコーディネーターに登用されると基本給+実績給が毎月の給与に
正職員登用後の勤務時間は9時~17時(1時間休憩・実働7時間)です。
給与は月給制で基本給
- 17万1000円~18万1000円
- 17万6000円~18万6000円
- 18万1000円~19万1000円
- 20万円~21万円
- 21万円~22万円
- 22万5000円~23万5000円
※勤務地・勤務実態等で異なります。
なお、前年度の活動結果により翌年度の月々の月給が決まります。賞与(ボーナス)は年に2回、7月と12月に支給され、賞与額は半期ごとの実績により決まります。
実績が給与に反映される仕組みは、多くの企業で取り入れられています。保険会社に限らず、商品やサービスを提供している企業には売り上げなどに対して目標数値があり、到達することで企業の業績の維持、向上を目指すことができるからです。
サービスコーディネーターもご契約者様のサポートを通じて企業の営業活動の一翼を担っているため、実績が給与に反映される部分もあります。
目標を達成することで、自分のがんばりが収入アップにつながるため、やりがいを感じられることがメリットと言えるでしょう。
福利厚生について
育児、介護に関するさまざまな制度を用意
日本生命には、「お客さまの人生だけでなく、自分自身の人生も大切にしてほしい」といった思いがあり、サービスコーディネーターとして働く誰もが、結婚や出産、子育て、そして介護をしながら仕事が続けられるようにさまざまな制度を設けています。
結婚・出産・子育てに関する制度
- 結婚休暇
挙式当日を含め、前後5日間休みを取ることができます。 - 産前産後休暇
出産前6週間、出産後8週間取得できます。 - 育児休業
子どもの誕生日に応じて2歳~2歳6カ月まで育児休業を取得できます。 - 育児時短勤務
小学校就学後から最初の8月末日までの子どもを養育している場合、希望により勤務時間を短時間に設定できます。 - 保育所利用補助制度
子どもを保育所に預けている場合、補助を受けることができます(例:勤務年数1年までの場合は月額5000円、勤務年数1年超で1万円)。 - 保育所優先紹介制度
保育・介護事業などを展開する企業と協働で開設している保育所を優先的に紹介してもらえます。
介護に関する制度
- 介護休業
要介護状態にある家族を介護する場合、家族1人につき、通算365日を限度に最大3回まで介護休業を取得できます。 - 介護特別勤務
要介護状態にある家族を介護する場合、家族1人につき、通算1096日を限度に最大3回まで所定の労働時間を柔軟に設定することができます。 - 介護休暇
要介護状態にある家族を介護する場合、家族1人につき、4月1日~翌3月31日までの間に20日間取得できます(半日単位でも取得可)。
育児や介護以外の制度
- アニバーサリー休暇
結婚記念日や家族の誕生日などに年間1日取得できます。 - ファミリーサポート休暇
子どもの学校行事や地域行事への参加のほか、家族が急病になり看護する場合などに年間2日取得できます。
※上記制度の利用には、勤務年数など一定要件が求められるものがあります。
日本生命で働く人の雰囲気、評判など
日本生命に応募する理由は仕事内容への興味や安定性
日本生命のサービスコーディネーターに応募した理由として、「人と接する仕事を探していた。転職フェアで同社の話を聞いてサービスコーディネーターに興味を持ったから」「ずっと外に出て働きたいと思っていた。子どもが小学校に入学したので仕事を再開したい」「仕事をしているけれど雇用形態が不安定なので、正社員になりたい」といった声があります。
働くときに重視されるのは「仕事への興味、関心」「やりがい」「スキルアップ・キャリアアップ」など自分のモチベーションにつながるもののほか、「事業の将来性」「給与や勤務時間など労働条件の安定性」など会社の規模や働く環境が良好かどうかです。
同社はそういった点でさまざまな条件がそろっていて、応募者からの期待値が高いのが特徴と言えるでしょう。
応募者は未経験者が多数
応募者の多くが保険会社や証券会社、銀行といった金融機関の業務や営業職は未経験で、仕事に対する不安はあったようです。しかし、面接時に「サービスコーディネーターとして活躍している人は未経験者がほとんど」「不安は誰にでもあるもの。一度、やってみませんか?」といった言葉を聞いて、背中を押されたと言います。
現在、サービスコーディネーターとして活躍しているのは「ブランクがあるけど仕事をしたい」「正職員になって生活を安定させたい」といった思いを抱いていた人たちで、研修中、そして実務に就いてからもお互いに励ましあい、フォローしあえる関係性を築いています。
また、同社では仕事と家庭を両立させる働き方が浸透していて、同じ職場の仲間に対して配慮があるのも魅力と言えるでしょう。
まとめ
日本生命のサービスコーディネーターの応募者は未経験者もいて、「仕事をしていない期間が長いので、まわりについていけるだろうか」「即戦力になるようなスキルがないけれど大丈夫だろうか」といった悩みを持ちながらも、同社が実施する研修や教育を受けて業務を覚え、しっかりと活躍している人が少なくありません。
そして、仕事をするのであれば「パート・アルバイトではなく、安定感のある正社員になりたい」と考えている人がたくさんいます。
日本生命のサービスコーディネーターに応募する理由として、「正職員になれるから」「会社の規模が大きく信頼できるから」といった声があり、「雇用面、収入面において不安のない職場で長く仕事をしていきたい」という思いが感じ取れます。
仕事をしてしっかりと収入を得たいと考えながらも、「家庭と両立できるだろうか」という不安を持つ人もいるでしょう。
同社のサービスコーディネーターの勤務時間は9時~17時(1時間休憩)で1日7時間労働です。実働8時間が主流で、実働7時間の企業はそれほど多くありません。プライベートに配慮した時間帯であるほか、育児休業・介護休業などの福利厚生制度も整っています。
誰もが働きやすい環境があるため、実績を伸ばしながら資格を取得し、多くの人がキャリアアップをしています。
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